見出し画像

いい変、悪い変、治る変、治らない変。 治さない、むしろ大切にしておきたい変、その欠点や変さが、どういうものなのか、ちゃんと見極めろ。

■全ての人は変わっている

源太郎(吉田鋼太郎)は、
三女・美香(武田玲奈) が
交際中の学(高杉真宙)の実家を訪れた際、
玄関で足揉みをしてもらった、という話で
「それは変」「優しい」と盛り上がる三人の娘達に
こんな言葉を投げかけた
(先々週の『おいハンサム!!』) 。

人は多かれ少なかれ皆変わっている。
また、自分をオープンに出す人ほど、
「変わっている人」と思われやすく、
控え目な人ほど、変わっている度が
分かりにくいから、
「あの人、変わってるよね」と
言われる人以外に
「実は変わっている人」が
たくさんいるはずなのだ。

■愛すべき変、許せる変

源太郎の言う通り、
いい変、悪い変、
治る変、治らない変が
何となくあることは分かるが、
道徳観と同じく、
いい変と悪い変の
境目は、人によって違う。
治る変と治らない変は
端なる勘違いか、
「癖」と言い換えられるのだろうか。
また、確かに変なのに、
キャラクターのおかげで
「愛すべき変」
として受け入れられて
いる人もいるはずだ。
「むしろ大切にしておきたい変」など、
ちょっと人より執着していたり、
ここだけは譲れないという
特性を愛している自分、
みたいな話かもしれない。

結婚相手だって
変なところが
「許せる変」と思える人と
結ばれる、と言ってもよい。

いずれにしても私は、
人さまに迷惑をかけない限り、
他人に「変だよね、あの人」とは
言わないようにしている。

毎朝、ベランダ掃除をするなど、
私は、間違いなく変だからだ。


この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?