残業しないためには、定時後は「アラビア語しか喋らない人」になりきるしかない。
日々の仕事で、「若手社員だから」という理由で上司から雑務をふられたり、仕事を押し付けられたりする。「コキつかわれている」「何のために仕事しているのか」という疑念が湧きそうだが、どの業界でも慢性的な人手不足であり、大概の問題は「人がいれば解決する」のである。
今回、悩み多き現代人にむけて、僕が考える仕事の処世術について書いていきたい。しかしアテにしないでほしい。僕のような仕事でなにも成果のない人の仕事術の記事は誰も読まないからである。本田宗一郎だったら別だけど
一介のただの社会人である僕は、中途半端に社会人をもう6年もやってる。年齢を重ねるに伴って仕方なく社会人のフリをしているだけなのだ。「俺がこの社会を変えてやる!!!」という志の高い人は応援はするけど、「僕は別に…」という状態である。僕は遊びと読書とちょっとのお金があればいい。あと、「社会を変える」ってまぁまぁ疲れそう。世界史的にみても、どんな革命でも成功の裏には人の血が流れている。改革するにも革命を起こすにしても、人類は血肉をかけて戦っているいるのだ。誰も成し遂げてないから革命が起きる。人類の営みを侮ってはいけない。
Xやnoteで仕事の話をしないのはそもそも「仕事する」ことに対してそんなに興味ないからである。今やってる仕事自体は好きだけど、仕事で何かを成し遂げたいとは思っていないからである。
悩みばかり抱えていると疲れるのはここ2,3年でようやくわかったので、今回は、意識低い系社会人による仕事術についてお話したい。いうまでもないが参考にはならない。
定時後の過ごし方編
人は働く時間がちゃんと決まっている。当たり前のことだ。時間は無限にあるので、人間は働こうと思えばいくらでも働ける。当然のことながら、人間は決められた時間の幅がないと動けないのである。終わりの見えない作業はダラダラしちゃうから。しかし、どうしても時間の中で仕事が終わらないときがあるだろう。こういうときに限って急に「明日までにこれをお願い」と新たに仕事ふられたら発狂ものである。憤死してしまう。
そうならないために
定時後は「話しかけないでくれ」オーラをだす。
つまり、「これ以上(定時すぎたら)私に話しかけてもムダですよ」という雰囲気を醸し出すことだ。たとえば、定時後は「日本語を忘れてアラビア語しか喋らない人」になりきってもいい。
これで自分の仕事に専念できる。ちなみに日本語にすると「今日はハンバーグが食べたい」である。つまり外国語なら何言ってもいいことになる。
飲み会の断り方編
時間外に上司との飲み会の誘いに憚れる場合、露骨に嫌な雰囲気醸して断るより、やんわりと断りたいものである。
➀体調や家族の都合などやむを得ない理由で断る
理由が1つなのではなく、ダブルで「行けない理由」を示すとよい。「今日飲み会に行くことで、他の誰かに迷惑をかけてしまう」ということをそれっぽく伝えよう。あとはコミュ力次第だ。
②ほかの予定が重なり、板挟みになっている状況を生み出す
と、1人で慌てふためく様子を出しましょう。そうすると「あーごめんごめんまた誘うよ」と言ってくれるに違いない。
③行くと即答してデスクに腹をぶつけてのたうち回る
おおげさにリアクションをとるのがコツ。演技であるのは上司からすれば見え見えなのだが「あぁ、よほど行きたくないんだなぁ」と思わせることができればよい。あくまで「行きます!」って行く意思をみせないと意味がない。
仕事でミスしたときに同じミスをしない方法編
「仕事の上でミスはつきものである。それが人間を成長させる」という、社訓だったり自己啓発書によくあるが、実際とのころどのようにやるとよいか、考えてみた。
➀しばらく経ってからスケジュールアプリで失敗したことをもう一度知らしめる
という内容をメモして通知ONにする。
②自分で吹き込んだ反省ソングを毎日聴く。
③鏡に向かって思いっきり罵倒し、自分で慰める
自己暗示をかけるというものだ
それでも僕たちは今日を生きる
さて、参考になるかならないかよくわからない、意識低い系社会人による仕事術について書いてみた。僕も最初の2年くらいは本当に苦労をしたものである。
「えぇ!この仕事あと40年もやるの!?いやだ!!!」
とよく思ったものである。しかし、新卒から入った会社もこの4月で丸々5年いることになる。ここまでくると「きっとこの先もこの仕事ずっと続けていくんだろうな」と思い始めている。人生って不思議だ。どう転ぶのかわからないし、人生どのように舵をきるのかも自分次第であるところも面白い。でも人生の最後は高等遊民として暮らしたい。
よかったらサポートもしていただければ嬉しいです!いただいたサポートは読書に充てたいと思います!