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私が #ユング心理学 を推す理由 #下書き

 私の名前は心 理(ココロ コトワリ)。心診士(シンシンシ・自称)をやっている者です。心診士は読んで字のごとく心を診ることを生業とし、心の問題に対して数々の思考実験を繰り返して理解を深め、皆様と共に世間に広めることを目的に活動しています。

※タイトルに #下書き と書かれている記事は後日編集する予定です。読みにくかったり誤字がある場合がございます。
※心理カウンセリング(以下心理職と略)

 心理職の業界にはアドラーフロイトユング等々の流派があります。その中で私が推しているユング心理学について話していこうと思います。もちろん他の流派も当然素晴らしいのですが、私が触れた中でとても感銘を受けたことを覚えています。
 巷ではユング心理学はオカルトだと言われていますが、本来は占いに近い性質があります。分析に対するきっかけ(占いの結果やロールシャッハ検査のように絵を見せる)を与えた後の行動や感じ方から分類していくという感じ。占いはアドバイスを、心理職では傾聴を行うのと、占いは黙っていても終わりますが、心理職の場合は自発的な自己表現、発言や行動から分析に入るのでそれらの違いはありますね。
 この例えだと「それはもはや占いでは?」と思われるかもしれませんが、もちろんジャブを打っただけでボクシングの試合が終了にならないのと同じで、あくまで心理職が行うジャブになります。試合は全然序盤でこれからが本番。

 ユング心理学で有名なところではロールシャッハ検査や箱庭があります。ロールシャッハ検査は二つ折りの画用紙にインクを垂らして左右対称の図が何に見えるか?と問うもので、箱庭は箱の中におもちゃやフィギュアや小物を配置して心象風景を完成させるというもの。あと夢分析も私は好んで利用していますが、何かしら課題を与えてそれらを自由に表現してもらうことには変わりませんね。
 自己表現と言えばネットの書き込みなんかも自己表現の場として最適ですね。誹謗中傷なんでもござれのあの世界は人の本音がすごく垣間見れますし、男女間でスマホを見ることは破綻に繋がるとも言えるほど本音が駄々洩れしているのは大変興味深いです。心理職としては。
 それでその自己表現からタイプ別に性格分類をしていきます。箱庭が分かりやすく、人によっては色々ごちゃごちゃとおもちゃやフィギュアを詰めに詰め込み、もはや箱からはみ出している人やポツンと自分を模したフィギュアを置くだけの人など躁と鬱の気質を伺えたりしますが、先生によって分析診断の仕方が違ってきます。マニュアル化はされてるのかは知りませんけど。

 何故このようなタイプ別分類が必要かと言いますといくつか利点があるからです。まずはいくら相手が心理職の人と言えど簡単に心開いて何でも話すなんて人はまれです。心理カウンセリングに来たいという人も無理やり家族に連れて来られたという人もいますから。
 また言語能力が低く自分の気持ちを上手く言語化できない子どもにも有効です。これが一番大きいのではないでしょうか。対話の必要がなく、箱庭など遊びを通して心象風景を分析することが出来ます。
 次に(現段階では)嘘が付きにくいということ。人間やはり自分の印象が不利になりそうなときはどうしても口ごもったり嘘をついたりまたは否定したりするものですが自己表現という場であるなら素が出やすいです。またわざと嘘の申告する場合でもユング心理学によほど精通していないと箱庭やらロールシャッハ検査とその後の対話で一貫性をもつことは私は困難だと思っています。正直、心理職を欺けるなら役者やったほうが良いまであります(笑。

 少なくとも対話メインだけだと対話が出来ない相手だと無力になりますから手段としては様々なアプローチを持っておくことで対応が出来ると思います。

 いかがだったでしょうか?心理職においてなかなか聞いたことのない珍しい話だったと思いますが、対話を介さない対話というのは意外にも多くて拳と拳で語り合うなんて男の喧嘩もある意味ユング心理学を介しているのかもしれませんね。いや、そんなことはない(笑。

 さて次回のテーマですが「熊の駆除に関して思うこと」について考えてみようかと思います。最近やたら熊に襲われるニュースが多いですね。

 出来るだけ月曜日に更新したいと思っていますので、皆様よろしくお願いいたします。

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