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ぼっち在宅介護 吸引する日々。悩ましい

長くなりました。
Blueもちょっと、グチグチもちょっと、頑張ってる感もちょっと、人の最後話もちょっとあって…
読む人にとってはうっとおしいnoteかもなんで、興味があっても体調優先で、読む読まない決めてくださいね。



父、まだ頑張っています。
体調が不安定な時期に、気候も不安定になり、なんとか持ち堪え、安定したサイクルにきていたのに…

そこへ、面倒くさい家族問題がきて…
ま、父には父の意見もあるだろうからと、公平性を鑑み、ダメ元意思の確認をしてみたら…
返事をしなくなり、食がほぼ取れなくなり…

とにかく
「もういいよ、無理しないでいいよ」
と話して。
精神安定と睡眠、それから飲食を優先させることにしました。


水分に、ヨーグルトやミルクゼリーとかちょっとした介護用雑炊なんかを足していっているところです。
父としては、粥とおかずのご飯セットが食べたいのですが、つぶつぶや固形をたべるのは体力を使うようで、途中で寝てしまったり…
とにかく、大きな声がけと吸引機をスタンバイする日々でございます。


『吸引』

今のなやみどころ。
ハード面、ソフト面、その他の面…

最近は、大きな塊🐟が釣れます…
これはまだ可愛いです。

ふう…
吸引、ずいぶんやってきました、私が。
わからんなりに。
初期導入時、看護師さんに実習でたたきこんでもらいました。


ここ数日は、鼻からの吸引にも、父と協力して、なんとなく頑張っています。

もう必死。見様見真似➕鼻周りの構造をネット検索したりして。見えない世界ですからねぇ。

もう、わからんですよ。ただ、怖いと言う気持ちは大事に、父の表情を見ながら、ちゃんとドキドキしながらやるようにはしています。


と言うのも…
訪看さんでは取りキレなかったりします。

正確に言うと、時間内では取りキレないとか…

父のコンディションとか、タイミングとか…

あと…看護師さんの専門性やキャリアによって、吸引に差があります。


たまたま取れない日ができてしまうと、痰が詰まったまま、日や週をまたいでしまいます。
父は、朦朧とする日が出て来て、目線が合わなくなったり。どんどん痰に溺れていきます。


正直…ここが問題で。。。
在宅なんでね。

苦しそう…どうするか?
どこまでほっとくか?
となるわけです。


そもそも私が必要以上に過干渉なのか?

いやいや、プロに任せればいいじゃないか?
まかせた範囲でできることでいいじゃないか?

じゃ、だんだん吸引しないといけない事態が増えて来ているが、たびたび看護師さんを呼んでいいのか?介護の点数や費用、緊急性をどうとらえるか?他の利用者さんもいるぞ?

見えない部分の緊急性は、どこでみるのか?

在宅なんだし、高齢者なんだし、そんなにシリアスに考えなくてももういいんじゃないか?

など。環境に対する疑問…


いろんなご意見はあるかとは思うのです。


で、父本人に対する疑問…

どこまでが尊厳のある在宅医療になのか?
本人の意向なのか?とかも、悩むとこなんです。


[ウチの例]

(1)たまたま看護師さんが取れなかった日が続いた。父しんどい…先生なら確実に取れる。
👉看護師さんを飛ばして、先生を呼ぶ。

(2)たまたま看護師さんが取れなかった日が続いた。父しんどい…とりあえず救急の訪看を呼ぶ。取れてない気がする。。。
👉救急の訪看経由からの、先生を呼ぶ。


(3)たまたま看護師さんが取れなかった日が続いた。父しんどい…先生は忙しいだろうし、看護師さんは確実には難しい(在宅看護だから責めた吸引ができない)
👉私と父で、とにかく日頃から頑張る。


訪問看護さんとしては、利用者が心穏やかに過ごせる看護を提供するために入ってられるので、医師が急行しなければならないほどの積極的(攻めた)吸引などはあってはならないんだと思うのです。

そこまでの吸引が必要なら、入院してくれよって思いもなくはないんでないかと…
(言われてませんよ、私が勝手に思っちゃうだけです😆)

で、先生は「いつでも呼んでね」と言ってくださいますが、訪看さんとしては、直に先生に連絡が行ってしまうのは心づらいようで、「何でもいいので連絡ください」と言ってくださるわけで。

いずれの皆さんのお気持ちはありがたいし、わかるけれど…

訪看なり、先生なり、介入回数が増えれば、点数も減るわけで、費用もかかります。
ばっちり結果の出る人で、回数少なく入っていただくのが、皆得🉐なんだと思います。でも、人選は正直できないですよね、誰の立場でも。


点数や費用でも。
ほんとのほんと、今月で命がいっぱいとかならば、ジャカジャカ点数を使ってでもと思うけれど…
まだまだ先があって、じゃなかった時に、吸引よりもよっぽど先生や看護師さんにお世話になりたい状況が先にあった時、長い患いになるとしたら、途端に点数がない!とか自腹を切る!が続いてしまうわけで…
父のお金だし、別にいいけれど、よく思わない家族とかいたりするかもで…


ま、いろいろ持続可能な介護を考える私としては、ついつい俯瞰的になってしまう所もあり…


な訳で、できることがあれば、できるだけ自分たちでやろうと。

我々でできないこと、
法に引っかかること、
プロならではのこと、
は、ぜひプロにお願いしたいのです。

そのために、費用も点数もわずかでも残しておきたい!が、私の個人的ソロバン感覚です。



で、そもそも、そんなに父が吸引されたいのか?問題もあります。
2回に1回でいいじゃないか!と言うご意見もあるでしょう。
(吸引するのもしないのも苦しいですし。)


そうですね…
父自体がすごく拒否をするならば、私は吸引自体を諦めようと思いますし、父を宥めます。
看護師さんがくる時だけでヨシとします。

でも、意外とね…本気でしんどい時は、口をあけたり、鼻「どうぞ🫴👃」と差し出すんですね。

で、調子のよいときは「いらん」と言ったり、手で払ったりしてくれまして。
割としっかり意思表示してくれているのです。



最近、命の尊厳や人権を考えた時に、父の最後についてすごく思い悩みます。
在宅医療、在宅介護とはどこまでか?と。

人の数だけ、人生とか、命とか、好みとか、保護義務とか、なんやかんやあると思うんです。

で、この世で、
細やかにそれら全部に対応してもらえる人間、いや動物、植物、自然なんかも含み、諸々は絶対ないんですよね。

いくら、なんとかFreeと言っても、人が勝手にカテゴライズしてるFreeだし。

みんな、所々痛みをうけつつ、希望を叶えつつ、隠と陽のバランスで成り立っているような気がします。


ふー、難しいです。


ですが…ふと、

父に関しては、自分ならどうされたいか?と、問うようにしています。

⚫︎あまり忙しい先生方とか医療チームに迷惑はかけないようにして欲しい

⚫︎あまり費用もかけたくない

⚫︎(お前みたいな素人に吸引されたいとは思わないが)苦し紛れにやって欲しいと表現した時には迷わずやってくれ、なにかあっても構わない

⚫︎できる範囲の出来ることでいい、必要以上に頑張り過ぎるな

⚫︎最後かなぁな時は、何もいらん


というんじゃないかなぁ…の観点から、吸引をしています。


食事が欲しく、水分も欲しい。
まだそこなんで、それは生きることを諦めてないというか、神様から「まだやれる」と父は課題をだされているのだから、頑張るしかないのかなぁと思うし、それには付き合うしかないなぁと思うわけで。


その話に至ると、まぁ、点数とか、医療チームの皆さんのお気持ちとかとは、もう別次元で。

父がやって欲しい時にやってやりたいし、やって欲しくない時は遠慮なく「やりたない」と言える環境を作りたいなぁと思うので。

今日も、吸引機を洗っています。
(なんなら、この洗うが1番面倒…😅)



いろいろ難しいですね。。。

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