note_hana

鍼灸師 | 92年生| ISHIGAKI | TOKYO | JAPAN | #HAM…

note_hana

鍼灸師 | 92年生| ISHIGAKI | TOKYO | JAPAN | #HAMT | 東洋医学 | めざまし占いが大切 | 三木成夫 | 川崎フロンターレ | FC琉球 | 小学生のサッカー指導歴10年目くらい | JFA公認D級コーチ |

マガジン

  • HAMT〜在宅鍼灸師のためのライブラリ〜

    200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が執筆担当しているので、在宅鍼灸が関わる幅広い領域についての記事を提供することが実現できました。在宅鍼灸師における卒後の継続した学びの場をこのライブラリを通してサポートしていきます。

最近の記事

なぜ、中脘穴から始まるのか。

こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回はこれまで私が書いた記事を少し振り返っていきたいと思います。 以前、経穴の順番や肺経の流注について考察してみた記事を振り返ります。 過去の私の書いた記事では「中府穴」「雲門穴」から経穴、肺経が始まり、その理由について解剖学的に考察してみました。 ただ、HAMTの過去の記事で経穴の始まりは「中府穴」「雲門穴」では無いとあり、矛盾してはいけないので、一緒に再考していけたらと思います。 肺経の流注は中脘から HAMTの過去の記事で

    • 奇経八脈の帯脈をキーワードに東洋医学を西洋医学的に考える

      こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回は東洋医学における奇経八脈の帯脈をキーワードに東洋医学を西洋医学的な視点から考えていけたら良いと思います。 キーワードとして掲げた「奇経八脈の帯脈」は過去の記事で触れている「腹圧」に西洋医学的に考えるヒントが隠れています。 帯脈の流注、関係する経穴、八脈交会穴等を腹圧や体幹、下肢の末梢神経等、解剖学的に考えることで「帯脈」について理解を深めるきっかけになるだけでなく、東洋医学の捉え方につながると思います。 それでは考えていきま

      • 名護高校サッカー部とFCヴォルティーダがみせた可能性

        2023年の年末は沖縄県北部のサッカー関係者にとっては有意義な時間だったと思う。 ・名護高校サッカー部の高校サッカー選手権初出場 ・FCヴォルティーダ沖縄ジュニアの全日本U-12サッカー選手権大会への初出場 結果だけ先に伝えると、FCヴォルティーダはグループリーグ敗退。名護高校は初戦敗退。ヴォルティーダは善戦したが勝ち切ることが出来なかった。名護高校も初出場ながら闘う姿勢には心を動かされるものがあった。 ただ、名護高校が初戦を勝ち上がっても県勢最高成績のベスト8は厳しか

        • 「経穴の効能」を「西洋医学的な視点」から考える

          こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回は、東洋医学における経穴(ツボ)の効能を西洋医学的な視点から考えていけたら良いと思います。 私が西洋医学的な視点から経穴を考えたきっかけですが、血海の「海」は血が大量に集まる場所と説明され、それに疑問を持ったことに始まります。 太谿(KI3)と後脛骨動脈 太衝(LR3)と足背動脈 のように実際に動脈が走行している経穴なら疑問を持つことはなかったでしょう。 委中(BL40)の方が膝窩動脈を取穴部位にするので「血」との関わりが良さ

        なぜ、中脘穴から始まるのか。

        マガジン

        • HAMT〜在宅鍼灸師のためのライブラリ〜
          初月無料 ¥1,000 / 月

        記事

          「腹圧」という身体機能から東洋医学を複合的に考える

          こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回は「腹圧」という身体機能から東洋医学を様々な視点で考えていけたらと思います。 1.腹圧を振り返る 改めてになりますが、腹圧は「腹腔内圧」のことを指します。 腹腔は主に ・上を「横隔膜」 ・下を「骨盤底筋群」 ・前面を「腹横筋」「内腹斜筋」 ・後面を「腰椎」 で構成されています。 腹腔を構成する筋の機能は ・筋の緊張を維持することで腹部内臓に圧を加える(腹圧負荷) ・脊椎の安定化と脊椎の負担軽減 ・体幹および骨盤の運動

          「腹圧」という身体機能から東洋医学を複合的に考える

          泌尿器系と生殖器系の歴史から東洋医学の「腎」について考える

          こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回も「東洋医学の捉え方」として表題について考えていきます。 「臓器の歴史(発生学)」から東洋医学の「腎」について迫っていけたらと思います。 1.腎臓の歴史 毎回になりますが、臓器の歴史を振り返るには、「発生学」と「比較解剖学」です。 生物はアメーバのような単細胞生物から始まり、大海原で魚類に進化し、両生類で上陸へと近づき、上陸後に爬虫類、鳥類、哺乳類へと進化したといわれています。 そして胎児は、母体の中でこの生物の個体発生の過

          泌尿器系と生殖器系の歴史から東洋医学の「腎」について考える

          HAMTつながりサロンを振り返って

          私自身の「強み」「弱み」「過去」「将来」等、向き合っているつもりのものに深く向き合う。それをSlackやSNSに発信するというアクションをほんの少しだけできた。結果、アウトプットにつながったから良しとする。ただ、サロン内で他のメンバーに提供する機会が少なかったという点ではGiverにはなり切れなかった。 今回HAMTつながりサロンに1期メンバーとして参加した。 初めにサロンの特徴として「アクションしてこそ価値がある」「他のメンバーに貢献しよう」「アウトプットしよう」説明され

          HAMTつながりサロンを振り返って

          多様性と東洋医学

          ふと思い立ったので記録的な面も含めて投稿しておきたい。 東洋医学の「弁証」に始まる様々な分類分けは、とにかく面倒くさい。 ただ、良い面を発見したのであくまで記録とて。 面倒くさい側面には分類の多さにあると思う。 気と血の虚実だけにみえて、勉強を進めたら「五臓六腑」を含んだ分類になったり、「鬱」や「火」等が前後で入れ替わったりする。 何か大きな違いがあるのか分からない分類が多く面倒くさい。と思っていた。 しかし、今風の多様性として考えてみると約2,000年前の先人は、

          多様性と東洋医学

          肝臓の歴史から東洋医学の「肝」について考える

          こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回も「東洋医学の捉え方」として表題について考えていきます。 「臓器の歴史(発生学)」から東洋医学の「肝」について迫っていけたらと思います。 1.肝臓の歴史 東洋医学の「五臓六腑」は、各々に解剖学の臓器の文字が使用されていますが、解剖学のそれと作用に違いを感じることが少なくありません。 「肝」もそういわれることが少なくない印象ですが、一部合致する面もあるので、肝臓の歴史を振り返っていきます。 臓器の歴史を振り返るには、「発生学」

          肝臓の歴史から東洋医学の「肝」について考える

          循環器の歴史から東洋医学の「心」について考える

          こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回も「東洋医学の捉え方」として表題について考えていきます。 「臓器の歴史(発生学)」から東洋医学の「心」について迫っていけたらと思います。 1.循環器の歴史 東洋医学の「心」を考えるには「循環器の歴史」が重要となります。そして、臓器の歴史を振り返るには、「発生学」と「比較解剖学」です。 生物はアメーバのような単細胞生物から始まり、大海原で魚類に進化し、両生類で上陸へと近づき、上陸後に爬虫類、鳥類、哺乳類へと進化したといわれていま

          循環器の歴史から東洋医学の「心」について考える

          石垣島の自衛隊配備と自然を守るについて

          「台湾有事」が起きた時、南西諸島の島民が避難するのに約1週間かかるらしい。 どこに避難するかわかならいが。 実際、有事が起きた時でも島民が避難するかわからない。南西諸島が含まれる沖縄県は、過去の太平洋戦争で「沖縄戦」を経験してるが、対馬丸の経験から「疎開(避難)」へのイメージが良く無い。 当時、国(大本営)の計画で県外に疎開できたのは、県民の約1/5だけ。約10万人。その時も県民はすぐに疎開しなかった。(理由は様々らしいが…) そして、多分、「どうせ台湾有事は起きない」

          石垣島の自衛隊配備と自然を守るについて

          「清潔」と「躾(しつけ)」

          私が”清潔”という言葉を改めて意識するようになったのは、ビジネス研修で”3S(整理・整頓・清掃)”と”5S(3S+清潔・躾)”を学んだ時から。 普段から整理整頓はできている方で、清掃し清潔に保つことに対するアンテナは良い方だと思う。 先に清潔のマイルールをいうとしたら「パッとみてキレイを意識する」 それは、住んでいる家、着ている服、働いている職場、全てでなんとなく意識している。 今回「清潔のマイルール」のお知らせ案内が来て「パッとみてキレイ」の意識が少し変わった。 普

          「清潔」と「躾(しつけ)」

          「筋膜のつながり」から「足の経絡」について考える

          こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回も「東洋医学の捉え方」として表題について考えていきます。 前回の記事で「筋膜のつながり」から「手の経絡」について考えてみました。 前回の記事でもお伝えしましたが、東洋医学における経絡の流注は、「筋膜のつながり」と重なる部分が多くあります。 この重なる部分をみることで、気血の流れで終わらずに経絡や東洋医学を深く考えていくことにつながると思います。 1.筋膜のつながり(アナトミートレイン) 解剖学の本における筋膜の説明は、上記の

          「筋膜のつながり」から「足の経絡」について考える

          「爪」を今年の目標の一つにしてみる

          新年明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 正月番組を観ながら「爪」を切っていた時に「爪」を今年の目標にしてみようと思ったのでとりあえずnoteに書いてみる。 普段は仕事で身だしなみを気にしているし、役職上、会社の皆に身だしなみについて指摘してる。 その中で「爪」も一応男性だが気にして整えていた。爪切りだけで済まさずにヤスリも使っているし。 だが「爪」が伸びたら切ってヤスリで整えていただけだった。 今回なぜ「爪」を今年の目標にしてみようかと思っ

          「爪」を今年の目標の一つにしてみる

          何も知らない鍼灸師が日向坂46に向き合ってみた

          ■はじめに 今回のワールドカップで、日向坂46の影山優佳さんが寝ないで試合を観ていると話題になった。 影山優佳さんは2年以上前から知っていた。アイドルなのも知っていた。何処かのグループに属しているのも知っていたがそこは興味がなかった。 最近「日向坂46」というグループに属していると知ったのだが、その日向坂46をある方々にお勧めされ一週間向き合った感想をまとめる。 今回、私は「3年目のデビュー」を2回観た。 お勧めされた「日向坂46ストーリー」はまだ読んでいない。 Y

          何も知らない鍼灸師が日向坂46に向き合ってみた

          「筋膜のつながり」から「手の経絡」について考える

          こんにちは、hanaこと玻名城です。 今回も「東洋医学の捉え方」として表題について考えていきます。 以前、解剖学の「骨格筋」から手の太陰肺経を考えてみました。 今回は、解剖学の「筋膜」から手の太陰肺経に留まらず、手の経絡について考えてみたいと思います。 東洋医学における経絡の流注は、「筋膜のつながり」と重なる部分が多くあります。この重なる部分をみることで、気血の流れで終わらずに東洋医学を考えていくことにつながると思います。 先ずは、筋膜とは何かを確認し、手の経絡の流注を

          「筋膜のつながり」から「手の経絡」について考える