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わたしの心に響いた言葉たち #77 ……読む時は適当に。

書く時は一生懸命
読む時は適当に

             曽山 一寿

この言葉はコロコロコミック連載中『でんじゃらすじーさん』の作者、曽山一寿さんの言葉です。

ハナコ書店という番組に出演した時に、漫画を描く時に普段心がけていることは何かという質問の答えです。

「漫画を描く時はとにかく一生懸命書きます。一生懸命描くから誰よりも自分の作品に愛着が湧くんです。

でも読む時は音楽を聴きながらだったり、ポテトチップスを食べながら、適当にリラックスした状態で読みます。そんな適当な状態で読んでるのに、『この漫画面白い』と思ったら、その作品は本当に面白いものなどだと思っているからです。」

とおっしゃっていました。

私自身、毎日noteを書いています。

「このアイディア絶対面白いじゃん」
「この話はみんな喜んでくれるぞ〜」
「心に残る面白い話が完成した」
なんて思いながらnoteを書いています。

しかし、いざ記事を投稿しても、コンペに作品を出してもいまいちリアクションが薄い時ってありますよね。

素人の私ですら「こんなに面白い話を書いているのになんでみんな読んでくれないんだ」なんて感情が出る時もあります。それだけ作品に対する愛情や熱意があるんです。

でもその話は他の人からしたら面白くないかもしれない。

自分の作品に対する愛情や熱量は、
読み手が感じる、その作品に対する愛情や熱量は違います。違って当然です。

読み手特に話を作ったことでもなく、思い入れはそこまで無いからです。

曽山先生のように20年以上連載を続け、読者に愛される作品を作り続けるコツがこの言葉にあるのかもしれませんね。

私もこの言葉を教訓として、物書きを続けていけたらなと思った言葉でした。

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