くいしんぼうおばけ

人の半分は言葉で出来ている。 それとの付き合い方如何によって 豊饒にも死にも至るの…

くいしんぼうおばけ

人の半分は言葉で出来ている。 それとの付き合い方如何によって 豊饒にも死にも至るのだろう。

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(第9回)表現者クライテリオン岐阜同好会

第9回クライテリオン岐阜同好会記録 日時:令和6年4月13日 於:多治見市学びパーク 参加者による講義 題材「仏法の生命観 十界論から一念三千論まで」 ※ 以下 個人的に印象に残った部分や感想など 三悪道 自分の周囲やテレビなどのメディアで目にする人間は、畜生界、餓鬼界の表しているような人ばかりで、地獄界での苦しんでいるように映る。若者の自殺者が多いことも、こういう見方でも頷ける気がする。 修羅界 三悪道から外れているのは、怒りは正しく用いることで善へ導く力がある。藤井

    • 四畳半フォークリフト オメでたい頭でなにより

      四畳半フォークリフト オメでたい頭でなにより あーもう毎日何やってんの 才能まだ生きてんの
にっちもさっちもいかんぜ そんなんわかってますけど枯れ果ててんの
朝だか昼だか夜だかわかんない部屋で膝を抱えて
何かしたって返事をするのは家電だけってな(笑) 繰り返すのは自問自答 つまるところは他言無用
三つ子の魂百までこのままいくんだろうなと思ってます
目下悩みは 締め切った部屋を
出ていくための靴買うための服買うための売り場はいずこ??? 不安とか 虚無感とか 名前すらつけ

      • (第8回)表現者クライテリオン岐阜同好会

        第8回表現者クライテリオン岐阜同好会記録 日時:令和6年1月20日 於:多治見市学びパーク ⚫︎クライテリオン1月号ザイム真理教という「カルト」による国家破壊/森永卓郎 感想など タブーに切り込む姿勢。ちゃんと学べば本当の事が視えてくるはず。大衆、世論はどうして形成されてしまうのか。反対の意見を言えなくなってしまう社会。忖度が生じてしまうのか。なぜ誰も言わないのか。 ジャニーズ問題について北公次が昔その問題を言っていたが、変な事を言っているなあと思っていたが現実はそうだった

        • 普通のいい子 団士郎

          普通のいい子 作:団士郎 「2017小陰の物語 見える・見えない」より ごく普通だと 思われていた子が 事件を起こす。 やりそうだと 思われていた子の問題より 周りのショックは大きい。 そこでは大人の見込みが はずれているからだ。 親や教師は 分かっていると 思っていたい一族である。 世の中は、 目に見えて問題のある 子への対応に、 エネルギーを注ぎ続けている。 現実問題として、 やむを得ないという 意見も分かるが、 つまらぬ結論だ。 考えてみて欲しい。 取り

        (第9回)表現者クライテリオン岐阜同好会

          (第6回)表現者クライテリオン岐阜同好会

          表現者クライテリオン岐阜同好会(第6回) 【令和5年7月29日(土)多治見】 参加者:○田、○野、○木 ◉「クライテリオン最新号(7月号)の感想」または「関心を持っている事柄など」 ○木:クライテリオンメルマガで仁平千香子氏が紹介していたミヒャエル・エンデの「はてしない物語」を読んでいる。夏休みの課題図書のような感覚がある読書で面白い。本の冒頭に、「すばらしい話も終わりになり、数々の冒険をともにした人物たち、好きになったり尊敬したり、そのために心配をしたり祈ったりした人物

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          自己嫌悪 キミドリ

          自己嫌悪 キミドリ 無駄だとわかっていても手をのばしたくなることもある
 意味のないことばっか追いまくって意味を持たせてしまうときもある
 自分以外のものが全てよく見えて やることやなすことが全てイヤになって
俺は誰だ 何者だ 何をすりゃいいのか 気がつきゃ自分に問いかけてる俺
 なんでもいい いっそどうなってもいいなんて 
決して口にはしたくはなかったけれどふとした瞬間 感じる虚無感 もううんざりだ
 人のふりを見て我が身をなおすなんて てめぇ見ずして我が身なんて

          自己嫌悪 キミドリ

          (第5回)表現者クライテリオン岐阜同好会

          表現表現者クライテリオン岐阜同好会(第5回) 第4回信州学習会 ~軍事について考える前に知っておきたいこと (第5回岐阜同好会はこれを兼ねて開催とした) 【令和5年4月29日(土) 30日(日)須坂市】
参加者:○田、○野、○木 ○田 感想  自衛隊員にとって一番必要なのは、防衛費(武器、装備、設備等)よりも、国家存亡の危機に陥った時に国民各個人が戦わなければならないという覚悟であるという小幡先生の発言に、自分自身の認識の浅さに反省させられた。 30年以上前の話になるが、バ

          (第5回)表現者クライテリオン岐阜同好会

          いびきを聞きながら想う事

          何を残すために、何を引き受けるのか。 何を引き受けて、何を残そうとするのか。 その宿命を信じ抜けるのか。 その宿命に死ぬことが出来るのか。 結局、人間はそれを求めて生きているのではないか。 それが出来て死ぬ事ができたならば、それを幸せと言うのではないか。 そう思ったりします。

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          (第4回)表現者クライテリオン岐阜同好会

          表現者クライテリオン岐阜同好会(第4回) 【令和5年1月21日(土)多治見】 参加者:○田、○野、○江、○木 ◉「クライテリオン最新号(1月号)の感想」または「関心を持っている事柄など」 ○木:堀茂樹氏寄稿の〈「ホモ・サピエンス」への反転のすすめ〉が印象に残っている。核家族化がかなり進んだ日本において、直系家族(封建制度)の影響が根強く残っていることの言及。及び直系家族が日本らしさを形作っているという指摘は興味深いものだった。 ○野:同じく堀茂樹氏寄稿を上げる。好きな作

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          雑な所感2

          ママがいい!母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ 著:松居和 https://youtu.be/tkdP6xZFyLM この動画を見て読んでみたくなった。  読了してみて。書かれている文章、選ばれている言葉が頭よりも感情を捉える甘美な感覚を受けた。(これは小説ではなく、日本の保育政策への憤りを述べているものであるの)この辺りは著者が、音楽家(尺八奏者)という面を持っているせいではないかと感じたりする。(松居氏の他の著書を読んだ事がないので比較することができないが)  自

          思想をつまみに

          表現者クライテリオンが置いてある、BARへ。 BARという場所では、政治、スポーツ、音楽の話題は好ましくないとのこと。 そんな暗黙の了解がある中で、この雑誌を置いあるお店。 しかし、この雑誌、表面上は政治の話題に見えつつも、結局思想を語っているだとも思う。そんな思想というモノを、つまみに呑み出したらあっという間に朝になるのか。

          雑な所感1

          表現者クライテリオン(令和4年11月号)に目を通してみて、今回視点が拡がったひとつとして“国体“という概念がある。特集「第三次世界大戦と戦後秩序」の論考のひとつ大場一央氏の「江戸の地政学に学べ」の中に書かれていた、会沢正志斎の唱えていた“国体“ 。p56 日本は天皇が将軍以下、全国民と役割分担をして国を造っていると説く。したがって、国民はそれぞれの社会的立場「らしく」ふるまい、仕事に精を出しながらその役割を全うすることで一致協力して日本国を支えているとする。そして、自分

          (第3回)表現者クライテリオン岐阜同好会

          表現者クライテリオン岐阜同好会(第3回) 【令和4年10月22日(土)多治見】 参加者:○田、○野、○江、○木 ◉「クライテリオン最新号(11月号)の感想」または「関心を持っている事柄など」 ○木)11月号に掲載されている寄稿文「配慮の先に配慮はあるのか」で、学校という場が子供にとって本来はどういう時間であるべきなのかを考えさせられた。 ○野)最近クライテリオンのYouTubeチャンネルはチェックしている。浜崎氏の著書「ぼんやりとした不安」藤井氏と宮台氏の共

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