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#フード 記事まとめ

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レシピやグルメ情報、料理や食文化に関する考察など、食にまつわる記事をまとめていきます。
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2022年2月の記事一覧

京都カフェ巡り・祇園四条、河原町周辺のレトロな隠れ家喫茶6選

こんにちは。今回は、祇園四条、河原町周辺を探索した時に見つけたカフェ・喫茶店6選をご紹介します。調べて見ると結構人気のお店だった!というパターンもあり嬉しくなります。 mater-piece coffee KYOTO 烏丸御池から徒歩5分。メンズウェアやバックパックで有名なmaster-pieceが運営しているカフェです。お店のなかにカフェスペースがありますので、一見カフェに見えなかったのですが、看板をみかけて立ち寄ってみました。 こちらも町家を改装したなかなか味わいの

25年間中華街を歩き続けた「中華街コンシェルジュ」が語る。奥深い紹興酒の世界

「紹興酒を広めるためには、まず中華全体を元気にしなくては!」 そんな熱い想いを胸に、中華街を歩き続ける「永昌源」社員がいた。 入社26年目、営業担当として25年間、紹興酒の魅力を伝えるため全国を飛び回ってきた内海正靖です。紹興酒をもっと知ってもらうためには、中華全体を盛り上げなくては。そのために、まずは身近な中華街を元気にしよう。 キリンのグループ企業である紹興酒・中国酒メーカー「永昌源」で働きながら、横浜中華街コンシェルジュとして横浜中華街を盛り上げることにも尽力して

ふらっと立ち寄りたい湘南のカフェ5選

「カフェ」ということばの”魔法”にかかって何年が経過したかしら。 そこがどんなところであろうと「カフェ」であれば、すべて好きだと錯覚するような魔法に。 カフェごはんをしたあと、ゆっくり読書にふけるためのソファー席。久しぶりに会う友人と近況報告をしあう、やわらかい光がさしこむ窓辺の席。大勢でわいわいシェアしあいながら、さわやかな風を感じるテラス席。 どれも好き。 そこに、海と太陽のにおいがプラスされたような「湘南のカフェ」は、好きの度合いがさらにアップしてしまいます。

世界の米料理〜We love rice.

三度の飯よりパンが好きな私ですが、 米も大好きなんです。 日本と米 米は日本の主食である。 私たち日本人は、米中心の食文化を築き、米を美味しく頂くための技術開発に力を注ぐ、「米が大好きな民族」であるということに、私は誇りを持っている。 何より、日本の米は美味い。 「まずは、米をひと口。」 思わず箸をのばす。 ふっくらと炊き上げられた米の一粒一粒が、つやつやと光っている。 世界の米料理 が、しかし。 世界にも米を使った美味しい料理が存在する。 まず、アジアの地域

【スパイスたまご】漬け汁はもはやスープカレー!?おつまみにもあと一品にも!冷蔵庫にあったらうれしいスパイス&ハーブ味玉

私は卵が大好きです。極端な話、ご飯とお味噌汁、卵さえあれば生きていけるとさえ思っています。 目玉焼き、だし巻き、卵かけご飯、オムライス…。好きな卵料理をあげると枚挙にいとまがありませんが、中でも「味玉」は、欠かすことのできないご馳走です。 卵を好みの固さに茹でて、殻を剥いて、漬け汁に漬ける。とてもシンプルな料理ですが、茹で加減や漬け汁の配合、漬ける時間など、実はとても奥が深い。そして、味玉はどんな味にも化けてくれるので、アレンジが無限大なのです…!! 今回は、そんな味玉

手食酒|パリッコの「つつまし酒」#149

手酌酒ならぬ「ミールス」ってご存知でしょうか? 数種類のカレーやおかず、それからごはんがひとつの大皿に盛られ、それらを少しずつ混ぜながら食べる南インド料理。  そもそも日本の食事って、あんまりあちこちに手をつけたり、こねくり回したりといったことは無作法とされがちですが、それらを全肯定し、全力で推進してくるのがミールス。独特のワクワク感があり、とても楽しくて美味しいんです。  そんなミールスに興味が湧き、専用の食器を買って、なんでもかんでもミールスみたいに盛りつけ、食べてみよう

「東京ダルバートMAP」の歩き方

東京で、ネパールの国民食「ダルバート」を出す店を食べ歩いたら、確認できただけで200店以上ありました。それをGoogle マップ上に配置したのが、「東京ダルバートMAP」です。 この記事では、東京ダルバートMAPがどんなものかや、その使い方をご紹介します。東京に無数にあるネパール人経営のインド料理屋さんが、ダルバートを介したトリップポイントになるかもしれない、というお話です。 🇳🇵「ダルバート」とは豆のスープ(ダルスープ)と、ご飯がセットになった、ネパールの定食。ダルは「

オリーブ油とサラダ油の使い分け、どうしてる?

前回の「片栗粉と小麦粉の使い分け、どうしてる?」の反響が割と大きかったので、調子に乗って続編を何本か書いておこうと思います。 Twitterでフォロワーさんにアンケートをとったところ、このテーマが1番人気だったので、まずはココから。 オリーブ油とサラダ油、どちらも同じような植物油で使い所もだいたい同じ… となると、どんな時にオリーブ油を使って、どんな時にサラダ油を使うのか、迷ってしまいますよね。 では、早速、それぞれの違いから見ていきましょう。 オリーブ油はオリーブか

金属の皿に乗ったナポリタンとアルデンテの衝撃

昭和30年代半ば生まれなので、子供の頃は今とはだいぶ食卓に乗る食材が違っていた。 思い出せば、中学生になるまで牛肉を食べた事がなかった。ビックリされるが本当の話だ。 実家ですき焼きと言うと豚すき焼きだった。それしか食べた事がなかった。初めて牛肉のすき焼きを食べて「これは美味いわ❣️」とビックリした。その頃は牛肉は豚と比べてかなり高かったのだ。それ以降も私の実家では豚すき焼きがデフォルトで、結婚して実家にたまに帰った時にすき焼きの用意がされているとガッカリしたものだ💦 ソ

【今話題の麻薬卵🥚】ごはんが無限に進む美味しさ!

麻薬=中毒性のある 麻薬卵とはとろ〜り半熟卵を 唐辛子がピリッと効かせて 薬味たっぷりの醤油ベースの甘辛タレに漬け込んだ 何とも病みつきになるおかずです! ごはんがとっても進みます🍚🥢 いったいどこから流行ったのでしょう。 私はヒカキンのYouTubeを見て知ったのですが どうやらヒカキンもブームに乗っただけで それ以前から流行っていた模様。 そんな麻薬卵の作り方はとっても簡単♪ 簡単なのも流行っている理由なのでしょう! 自分流のレシピを載せました。  【作り方】

ポルトガルでの味噌汁の飲み方

日本食といえば寿司や天ぷらだけど、お味噌汁だって、こちらでもとっても人気で、認知度も高い。 発酵食品が流行っている今となっては、さらに名が知れ渡っているかもしれない。 もともとポルトガルは、バラエティ豊かなスープをよく飲む文化があるから、味噌汁も受け入れられやすかったのかもしれない。 それから、もしかして健康的なイメージもあるのかも。 ただ、味噌汁の飲み方は、日本とはちょっと違う。 こちらは、ご飯と味噌汁とおかずを一緒に食べたりはしない。まずスープを飲んで、その後前

どら焼きの山を越えて

頼んでいたチョコレートが、いくつもの夜を越えて、瀬戸内海を越えて、関ヶ原を越えて、相模川を越えてやってきた。 テトリスのように巧みに詰められたチョコレート箱のすきまから、「わたしも来ちゃった」と言わんばかりに顔を出したのが、これ。 10年近く大量お取り寄せしているからなのか、たまにこういう「老舗の心づかいの化身」のようなものが一緒に来てくれる。 そして、長手長栄堂さんが本来は和菓子屋であることを思い出す。思い出させようとして入れてくれているのかもしれない。 それにして

【田舎暮らしin青森】保存食 保存して満足するな ちゃんと食え

移住前から自家製保存食づくりに興味がありまして、牡蠣のオリーブオイル付けとか切り干し大根とか、関東圏でも手に入りやすいような食材で試していました。 家庭菜園始めたり、畑開墾しているうちに仲良くなったご近所さんからいただいたりしているうちに、保存食作りが趣味ではなく生活の一部になりました。 たべものを すてるだなんて とんでもない! 野菜類は一度でき始めるといっぺんに収穫するような場合も多く、冬の貴重な食材的な役割もあることから、冷凍保存以外の方法も取り入れています。 まあ、

料理上達の伸びしろを可視化する、伸びしろチェックシートをつくりました

こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というサービスをつくっている、すどうといいます。 いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 上達に必要な3要素料理に限らずなんですが、あらためて上達に欠かせない要素ってなんだろ?と考えてみると、次の3つが浮かんできました。 好きなモノ・コトをやる 伸びしろを可視化する 視覚的に達成感を得る 1つ目が特に大事で、とにかく好