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映画

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感じたことを短く載せています。
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マティアス&マキシム

そろそろ公開も近いはずと調べた日が公開日。こうしちゃいられないと、好きな人にでも会いに行くが如くいそいそと出掛ける。

冒頭からドラン監督を感じて嬉しくなった。

どうしようもなく求めてしまう相手がいることの切なさに胸がひりひりした。
いつかのあの日は偶然でも、今確かに求め合う彼らの想いに胸がいっぱいになった。

今はどうしてるのかな…
心に残る大切に想える作品を観ると、そんな風に思い出してしまう
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タクシー運転手 約束は海を越えて

最近知った映画の中でも印象に強く残っている作品。
ついさっきまで無関係だと思っていたこと、無知だったこと、何かのきっかけで大きく変化することがある。
他国の1エピソードとして終わらせるよりも、その国の歴史を知ったりその土地で生活してる人はどう生きてきたかを知ること。映画を観て沢山のことを学ぶ。

特に好きなシーンがある。
娘が待つ家へと戻る為、タクシーを走らせるタクシー運転手。信号手前、車を止め「
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金子文子と朴烈

大震災の最中にこんな物語があったなんて知らなかった。見たり聞いたりしたことはある、でも、史実として"あった"ということ。どれだけの人が犠牲になって、どんな想いが散っていたかなんて知ろうとしてなかった。

迫害にあっても尚、燃える命の炎を絶やさず、互いの愛を信じて生きた二人と同じ時代に生きた彼らの同志。

どうか、魂の限り生きた彼らの想いが忘れ去られませんように。

http://www.fumik
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希望の灯り

大きな出来事の中に、その土地で暮らしてる人々の暮らしがある。関心を持って目を向けないと知らないことが沢山ある。

ささやかでもいいから時に美しく、わずかでも静かな時間が流れる生活を大事にしたい。

鋭角に尖った感情を丸く滑らかにして、心を豊かにしてくれることの気持ち良さを映画は教えてくれる。

日々の雑音に惑わされないように…


http://kibou-akari.ayapro.ne.jp/i
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シンク・オア・スイム

お腹を揺らしてプールの中ゆらゆら。
どうしようもない生活を送りながらも次第に手に手を取り合い必死に頑張るおじさま達が次第にキュートに見えてくる。
大会のBGMも最高!!!

プールの映像、大きなスクリーンで見たら気持ちいいだろうな。

http://sinkorswim.jp/

フィッシャーマンズ・ソング

映画を観て知る行ったことのない土地、その土地の匂い、絶対美味しいであろうビールの味、想像するだけでも楽しい!!
https://fishermans-song.com/

わたしはロランス

大切な作品。
何度繰り返し観ても、物語の終盤、枯れ葉が舞うシーンが大好きだ。

"愛がすべてを 変えてくれたら いいのに "

絶望した時や悲しい時、
大好きな人を想う時もわがままにそう思う。

名刺代わりの映画10選

・ボルベール(ペドロ・アルモドバル)
・ゆれる(西川美和)
・恋恋風塵(ホウ・シャオシェン)
・わたしはロランス(グザヴィエ・ドラン)
・道(フェデリコ・フェリーニ)
・ひまわり(ヴィットリオ・デ・シーカ)
・花様年華(ウォン・カーウァイ)
・ブエノスアイレス(ウォン・カーウァイ)
・過去のない男(アキ・カウリスマキ)
・ブロークバック・マウンテン(アン・リー)

Twitterで見かけたタグをこ

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エドワード・ヤン

エドワード・ヤン

台湾旅行のお陰で私はすっかり台湾びいきになってしまったのである。

もちろん、まだまだ知らないことばかり。

その国の文化を知るには食と映画は入りやすいかなと。あと、ドラマもかな。(それにしても、台湾映画レンタルの圧倒的な少なさよ。今年はエドワード・ヤン監督の生誕70周年、没後10年で諸々賑わっていますね。ありがたい。)

エドワード・ヤンの映画は必要最低限の会話と、流れゆく時間と生活を映し出して

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Red

Red

友人に勧められ何とか観に行ったこの作品。勧められて映画を観に行くことってほとんどない。でも、私の感性を理解してる友人からならということで観に行った。※3月半ば頃観賞

冒頭に出てくる赤い旗(トラックの積載制限を超えてしまう場合に後方、前方に注意を促す為の赤旗)が、燃える赤なのか危険の赤なのか、この物語にどう関係あるのかぼんやり眺めてた。雪の中二人を乗せて走る車、電話ボックスから出てくる主人公の女性

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