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恋愛をAPEXで例えてみるという試み

学生時代のコミュニティ(クラス)恋愛は初心者がランクマッチで激戦区降りするようなものである。

note企画第3回目。今回こんなタイトルになってしまった理由は、最初はまともに恋愛というか女性関係の話を書こうと思っていたのだが、己の敗戦の歴史に直接的な言葉で向き合う勇気がなかったからだ。岡田斗司夫のジブリ映画解説でも言っていた。「本当に大切なことは描けない」と。だから、無理やりな例え話ばかりでも許してほしい。

最初に言っておくと、これは学生時代の恋愛経験ゼロで、社会人になってから街コン、マッチングアプリで浅ましく金を払いなんとか女性経験を積まさせていただいたレベルの男の感想・意見なので、ひろゆきの切り抜き動画の内容を自分の意見のように話す男並に浅い。

さて、最初の話題に戻る。

「学生時代のコミュニティ(クラス)恋愛は初心者がランクマッチで激戦区降りするようなもの」とはどういうことか?

そのコミュニティの中で一定以上のポジションをキープし、ヘイト管理しつつ、横槍に気を付けながら、上手いこと1v1に持ち込み勝利する…(武器ガチャすなわち生まれながらの魅力も関わってくる)


フッ…まるでAPEXだな!

コミュニティ恋愛のイメージ


そんな芸当ができるなら人間関係苦労してねぇよ。1v1すらままならないのに、クラスという閉じていて過密な空間が最初の出会いの場。そこでつまづいたりした人が恋愛に苦手意識を持つのもまあ自然だ。


一方、俺たちの主戦場、マッチングアプリはどうか?

マッチングアプリでは横槍を気にせず、競合相手こそいるとはいえ、アポに乱入してくることはまあない(そういうエピソードを持つ人の話を聞いてみたい)。ただ1v1に勝てばいい。相手と自分の関係の中で(厳密には他のやり取りしている男の中で)、その子にとってのチャンピオンになればいい。




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ここが私のアナザースカイ


それでも難しいことに変わりないが…


コミュニティ恋愛とか一生できる気がしない。遊び相手がいないので、社会人サークルに参加しているが、よっぽど条件が整わない限り、そこでアプローチをかけるつもりはない。絶対にめんどくさい。というか、多分そういう機会が訪れることもないだろう。純粋に活動を楽しみたい。だから、俺たちに残された道はマッチングアプリくらいなものだ。


何度も敗北してきた俺だが、今年の夏、今までの人生が報われるかもしないと思えるような勝利に限りなく近い敗北を経験した。

ペアーズで知り合った3000ハンマーいや、4000ハンマー級の美人と付き合うことに成功した。

(〇〇ハンマーとはAPEXにおいて、1試合で○○ダメージ出すともらえる称号。2000,2500,3000,4000の区切り)

メンタル系の病気のバーゲンセールみたいな子だった。精神的に参っていたから、なんとか関係が築けたのだろう。

気分が不安定な人で、デート中、電話中にそれまで普通にもしくは、楽しそうにしていたのに泣き始める。最初はその子を支えて、俺が助けるんだと思っていた。気分はガハラさんを助ける阿良々木君よ。

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(c)2009 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

ただ現実はアニメのようにはいかない。ヒロインの問題を解決して好意を寄せられるなんてことはそうそうない。僕は病気の人の気持ちを理解することができなかった。


始めの方から、やっぱ付き合うの無理そう→付き合おう→やっぱ無理そう…を繰り返していた。ただ、初めてまともな恋愛というか、打算的でない純粋な恋愛をしていたように思う。恋愛ドラマ的な日々だった。この体験は自分の中に深く刻まれ、後々の人生に思わぬ形で影響を与えていきそうな予感がある。そして、なんとかギリギリのところ耐えてやっていき、近場に泊まりで温泉旅行に行くことができた。


きれいな景色を観て、美味い飯を食い、部屋でゴロゴロしながら映画を観ていた。幸福な時間だった。すべてが報われたと思った。ついに欲しかったものが手に入ったと思った。これは4000ハンマーチャンピオン(意味深)もありえるな〜と思っていたら(最悪)、この幸せが続くか分からなくて不安と泣き出す彼女。

このタイミングで…しかも2~3時間続くんだろうな…と思いながら、慰める僕。最初の方は黙って頭とか背中を撫でていたが、ますます激しく泣き出す彼女。終わりの見えないその状況で、つい安易な言葉で慰めてしまったら、病気のこと全然理解していない!と怒られる…

理解のある彼くん、不合格。

その後はあまり、書きたくない。僕の対応が悪かったのは認めるが、いずれこうなることは避けられなかっただろう。理解のある彼くんやるには、僕は共感力に欠けてるし、それを持っている振りをする能力に欠けている。ここが僕の需要のなさの主要因であるのかもしれない。

APEXで例えると(そういえばそういう趣旨だった)、4000ハンマーあり得るなと思ってワクワクしていたら、最後の最後に予想外のところから撃たれて、遮蔽物が無いのにそのまま撃ち返してしまって、敗北、リザルト確認したら、3985ダメージって感じだ(?)。


そんなことがあろうと、僕とその子のマッチが終わっただけ。
コミュニティ恋愛と違って誰かと気まずくなることもない。また変わらず、ペアーズをポチポチする日々に戻るだけ。

(先日、日課の新規会員ポチポチをしていたら、その子がいた。自分にできることは何もない。幸せになってほしい。)



ペアーズなんてカジュアルマッチみたいなもんだ。金と時間さえあれば何度だって挑戦できる。やってれば、3000ハンマー、4000ハンマー、爪痕(1年で20人?)だって取れるさ。だから、






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https://www.newsweekjapan.jp/press_release/2020/12/000000174000005528.php より引用

座右の銘だ。(最初見たときは煽りだと思った)

お後がよろしいようで。第4回目にご期待ください。

現在、普通のバイトだけでなくガールズバーのバイトもしてるらしいペアーズ女子とやり取りしてるので、ぼったくりバーに誘導してくる系の人だったら記事にします。


2021/12/25 エンディング追加


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