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見えない部分に目を向けて、"分からない"を理解する

見えない部分を見えるようにする。

見えない部分は、意図的にしまっておくことで見えなくしてしまっているものもある。

または本人は重要視していないことで、見えなくなっていることもある。

何か組織においての課題が出てきたときに、見えない部分を目を向けることをせずに、解決へ辿り着くことはないだろう。

組織というと大げさに聞こえるが、家族も小さな組織である。

家族の中で元気のない人がいれば、何か不調のサインだろう。

不調のサインがある人に、「なんで不調なのか?」と直接聞いて解決することは無い。

なぜ不調なのかを一緒に考えていくことが、組織づくり、家族づくりである。

近ごろ我が家の5歳児は、いつも不機嫌。

すぐに怒る。とにかく怒る。怒りが抑えられないと手が出る。

「困ったなー」と思うが、「なんで怒っているんだ」と聞いたところで解決しない。

彼の見えない部分に目を向けるしかない。

5歳の彼が不調をきたす原因が、見えなくなっている部分にある。

観察をすると彼が怒るときは、一人で”上手にできないとき"だ。

以前は上手にできたのに、もう一度やろうとするとうまくできない。

新たなことに挑戦してみたものの、初めてのことでうまくできない。

いろんな”うまくできない”壁にぶつかる。
その感情を言葉に”うまくできない”壁にもぶつかる。

なんと2つの壁にぶつかっている。
それはイライラしそうなものである。

大人は物事に向き合うとき、ある程度の予測が立てられる。

その予測の中には、失敗する予測も、成功する予測も含まれる。

すべては見通せないにせよ、予測が立てられるというのは安心する。

失敗しても、その度に怒りくるうことは無い。

子供と大人の違いは、予測にある。

では彼が日々起こる不測の事態に対面したら、何ができるだろう。

できることは殆どないな、と思う。

最終的には彼がひとりで出来るようになることでしか解決はできない。

手を貸そうとしても、彼は拒む。

「自分でできる!」

そう怒りながら訴える彼を見ると、成長したのだなと実感する。

親である私にできることは、もし彼が助けを求めたら、ひとりで出来るように話を聞くことくらいだ。

結局できることは、あまりない。

息子の怒りは予想できない。
親である私にとっての不測の事態である。 

不測の事態による怒りのエネルギーは、親である私にも伝染しそうになる。

けれど彼の見えない部分に目を向ける。

そして成長の証である"自立"に向かうエネルギーが、怒りの形で表れていることを知る。

彼の一見すると突然で理解できなかった言動や行動にも、
少しだけ落ち着いて、向き合うことができそうである。



「組織の見えない部分にスポットを当てる」

少し前だが中原淳教授の「残業学 組織開発で進める働き方改革」セミナーに参加した。

グラレコの練習も兼ねて、内容を学び直した。
その時に心に留まった言葉。

見える化→対話→未来作り 
このサイクルを忘れずに、家族という組織の中でも実践していこうと思う。


noteフェスではグラレコレポーターの為、当日までに毎日少しずつ練習を重ねている。


noteフェスは10/15〜10/17に開催される。




それまでの間も、前夜祭のようにnoteフェスのイベントは行われている。

10/4 19:00~ グラレコ講座に参加して、当日までに伝える力に磨きをかけようと思っている。


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