【鑑賞ログ】もじイメージGraphic展&Daijiro Ohara HAND BOOK展
今朝0時過ぎ、友人と連絡していたら急遽、ギャラリーへ行くことになった。
ベッドでレスポンスを待っているうちに、深い眠りに誘われてしまい、朝ぼんやり起きて、ぼんやりモグモグ朝食を摂り、ぼんやり顔を作っていたら、出かける時間になり、寝る前にnoteを書いていないことを思い出した。
最近、投稿時間が安定していない。とてもよくない。
電車に乗っている間に、ちょこちょこ文字を打ち込んでいたら、途中から超満員になり、スマホを弄るどころではなくなった。久々の満員電車でびっくりした。
そういえば、美術館とギャラリーの違いだが、美術館は作品を所蔵していて、ギャラリーは作品を所蔵していないという違いがある。
なので、国立新美術館は日本語表記では“美術館”と書かれているが、作品を所蔵していないので“ギャラリー”という区分になる。英語でも“museum”ではなく“art center”と表記されている。面白いよね。
ということを考えながら、友人と合流し、21_21 DESIGHN SIGHTへ入館した。
もう入り口から、すごく面白い。
フォントやら絵文字やら、なんやらかんやら、こだわりが詰まりまくっていて、ここだけで10分くらいいた気がする。
「このフォントの“も”のカタチがかわいいね〜」とか「なんで、このタイミングでこの絵文字使うの?面白いね〜」とかいちいち突っこみを入れてしまった。
空調の風でモビールが回転し、「文字」に見えたり見えなくなったりして面白い。
いちいち感想を書いていたら一生終わらないので、今まで見たことなくて、面白いと思った作品だけ載せることにする。
読めそうで、読めない。
なんだこれ?と思ったら、漢字っぽいカタカナで50音順に並べられているようだ。
エの位置にある“巨”っぽい文字も、なんで濁点ついてるんだろう?とか色々考察してみると、とても楽しい。
もしかしたら“巨”じゃなくて“エゴ”って書いてあるのかもしれない。
そしたら、オの位置にある“拐”っぽい文字は、“拐”じゃなくて“オロカ”と書いてあるのかも。
んー!面白い。
『息吹』の書影、素敵すぎる。
『忘却にあらがう』の文字、一部が明朝体で一部がゴシック体でできている。
どういう暮らしをしていたら、こんな素敵なデザイン思いつくんだろう。かっこいい。
日本語の作品だけでなく、海外のポスターも展示されていてとても面白かった。
友人とあーだこーだ言いながら見ていたら、2時間強も居座っていた。とても楽しかった。
昼食には、ずっと行きたかった赤坂のホットケーキパーラー フルフルで、すごーく美味しいホットケーキをいただいた。
バターもシロップも、何もつけなくても美味しい。
「映えないけど、美味しい」と紹介されていたが、美味しいならそれでいいじゃないと、深く深く思った。
その後、銀座のggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)で、大原大次郎さんの『HAND BOOK』展へ。
信じられないくらいたくさんの観覧者がいて、なんだ!?と思ったら、大原大次郎さんのサイン会が行われており、会場内で長蛇の列ができていた。本当にびっくりした…
大原大次郎さんといえば、星野源さんのCDジャケットのデザインのイメージで、やはりギャラリーの1階は星野源さんとSAKEROCKさんの展示がされていた。
地下1階に降りると、こんなに見せていいんですか!?ってくらいのアイデアスケッチがたくさん展示されていた。
じぃーっとみて、「うわー!きゃー!かわいいー!!」ってなった。口には出してないけれど。
本当に、すてき。
『HAND BOOK』というネーミングも素敵だが、『少年タイポ』もすごくいいなぁ。
こういう制作プロセスというか、スケッチが見られる展示は少ないので、とても興奮した。
これが無料で見られるなんて…!
なんて素晴らしい展示なんだろう!
とても勉強になった。
ふぅ、なんとか今日中に間に合った…