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NPO法人境を越えてです

車いすからベッドの移動ができず一晩車いすで過ごす人がいます。
大学進学・就職をあきらめた家族がいます。
生きるのを諦める人がいます。

彼らの介助が出来る人 : 100 人に1人
※訪問介護士 ( ヘルパー ) の内、重い障害を持った人の状態に合わせた介助ができるスタンスとスキルを持ち合わせているのはわずか 1~2%未満と言われています。

NPO 法人境を越えてでは、こうした現状を知ってもらうこと、重度障がい当事者とその家族がその人らしく地域で暮らせる仕組みづくりを目指し、2019年4月に設立しました。

重度の障がいがあり、在宅で生活する当事者のほとんどが、様々な理由から既存の制度の活用が難しく、かつ慢性的な介助者不足によって日々の生活もままならない現状です。
こんな中で介助者を増やすことで、誰もが当事者やその家族になったとしても、自分らしく生きられる社会、安全に安心して生活できる社会を築きたいと考えています。

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■主な活動内容

1、知ってもらう・・・地域で暮らす当事者の生き方、それを支える介助者の存在、 介助の現実と魅力を発信
♢専門学校や大学でのカリキュラム化に向けた活動
♢介助の現実と魅力を発信するイベント
♢研究成果の学会発表
♢TV新聞などのメディア出演

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2、育てる・・・介助者を増やす取り組み、育てるサポート、 続けていける仕組み作り
♢介助者不足で在宅破綻寸前の当事者に、SEIQoL-DWを用いたアセスメントを行い、どんな暮らしをしたいのか、そのためにすることは何か、を期間を定めて集中的にともに考えるサポート
♢地域で暮らす当事者の疾患を深く学べる講義を実施(オンライン)

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3、繋がる・・・医療、福祉、行政の境を越え、 社会全体で支えられるネットワーク構築とその活用
♢特殊なスタンスとスキルを持った熟達ヘルパーの現状把握検討会
♢介助希望者と介助を欲している方たちのマッチング&フォロー
♢相談対応

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こうした活動をわかりやすく報告していくために、noteを活用していきたいと思います。ぜひご覧ください。