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地元和菓子店の「粋」

昭和7年に創業し、地元の和菓子店として親しまれている「西近江湖風菓 とも栄」(高島市安曇川町)の素敵な取り組み。

地元中学生のデザイン画をもとに再現をするという企画。

昨年10月から始まり、3月で終了するそうです。コラボ最後の月。

採用されたデザインは、咲き乱れる朝顔に、金魚が悠々と泳ぐというもの。

全国で9割を占める高島市の伝統工芸「高島扇骨」。その扇が開く様が金魚の尾ひれとイメージが重なったそうで、その中学生の「あったらいいな」というデザイン画から形にしたものがこちらです。


和菓子2点2

既存のものをあっさり飛び越える自由な発想に驚きますね。

作られた和菓子は金魚の尾ひれではなく、金魚の下に扇が添えられていました。そうやって、子どもたちのデザインをどのように再現していこうかとみんなで思案を重ねることが楽しかったと職人さんはお話をされていたのだとか。


和菓子割ったところ

こちらの虹と水紋も可愛いです。

和菓子切り口1-2

デザインをしたお子さんのママからご厚意で頂戴して美味しく頂きました。

和菓子屋さんのあんこ。良き塩梅の甘さ。

ご馳走様でした。

補足:とも栄さんは、アドベリーを使ったスイーツの「NANASAN」でも知られるお店です。

日本で初めて商業化に成功したボイセンベリーである「アドベリー」を軸に
商品を展開するブランドが「 NANASAN (ナナサン) 」です。
安曇川(あどがわ)固有の信仰「七(ナナ)シコブチ」のご加護を
アドベリーを育む安曇川の三角州にも、との願いを込めて名付けました。

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