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子育ての答え合わせ

こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。
うちの長女は、この春大学生になります。
トップに貼った画像は2歳の時の娘と
26歳の私です。
最近は長女の一人暮らしの準備をいろいろ一緒にしていました。

食器や、家電、生活用品を1人暮らしの部屋にそろえながら、
娘が欲しいと思っているもの、これが生活に必要だと思っていることを、聞いていると、なんだか、子育ての答え合わせをしているような気分になりました。

早速一人で暮らし始めた娘は、
ちゃんと自分で食事もつくったようです。
一緒に暮らしているときは、そこまで自分でできると思わなかったし、めんどくさがってできていないこともあったけど、その様子をラインで聴いて、なんだか胸がいっぱいになりました。

18年間、いろいろなことがあったけど、ちゃんと大人の入り口に立てたんだなと思って、感動です。

自分が子どもに伝えることは、
一度話すとか、一度伝えるとかで、伝わることではないのだなって思います。

生活習慣、ものの考え方、価値観、それらは、じわりじわりと子どもの中に染み込むように伝わっていくものだと思います。
ということは、常に親は、子どもに見せられる自分でいたいですよね。
でも、しまじろうのお母さんみたいに、100点のお母さんになろうとは思わなくていいと思います。
弱い部分やダメな部分も、子どもには見えるほうがいいんじゃないかなって思います。
理想は、くれよんしんちゃんのみさえさんみたいなかんじですかね。
親は絶対じゃないし、完璧ではない、
一緒に考えようって、そうやって、子育てって、していけたらいいのかなって思います。

卒乳や断乳、仕事復帰などをいつにしたらよいのか?という相談を受ける時、私が決まって答える答えがあります。
「親の都合100%でも、子どもの都合(要望)100%でもなく、その間で、どの着地点がよいのか、親子間で話し合うことが大事じゃないかな」
と、言っています。

「親が絶対」という考えは、「儒教」によるものだそうで、欧米ではそんなにないそうです。
日本は儒教を取り入れて、親が絶対の「家制度」をつくることによって、家族で力を合わせて農耕していくことを政策のひとつにしていたのかもしれないです。

子どもに染み込んでいった、親の生活習慣も価値観も、「たくさんある中でのただのひとつのやり方」ということを、大人になってから、どんどん知っていけたらいいなって思います。

自分が正しいなんて思いません。
でも、私が伝えたようにちゃんと食事を作ったり、生活をしようとしている長女の姿がとてもうれしいです。

子育ての答え合わせって、いつ始まるのでしょうか・・・
子どもが、25歳になっても、30歳になっても、それ以降になっても、
それまでもそうだったように、ハッとする瞬間はたくさんあると思います。

わからないけれど、子どもが期待通りの行動をしていても、全く予想外の行動をしていても、ありのままの子どもを受け止められるお母さんに私はなりたい。

私の想いが100%子どもにわかってもらえることはないかもしれないけど
貪欲に子供に自分の想いを伝えていきたい。
だって、ずっと仲良くしたいから。
ずっと、大好きでいたいから。

だから、子どもとの距離感を考えながら、努力していきたいって思うんです。



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