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移住して2週間

住み慣れた仙台を離れ、益田に住処を移して2週間ほどが経ちました。

社会人としての生活も徐々に始まり、多すぎる情報の渦の中でかき回されています。

実はこちらでも、シェアハウス(と言っても私ともう一人の二人生活ですが…)で暮らしています。基本的に自炊をして過ごしているので、ごはん中心の記憶と共に、2週間を振り返ってみます。



初日。この日は実家の家族も一緒に益田にやってきました。

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仙台ではまだ花開いていない桜がこちらでは咲いていて、遠くに来ているということを実感させられます。

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次の日は松江まで移動し、温泉旅館で一泊。図らずも、何年振りかの家族旅行となりました。

家族について、このnoteでも何度か書いてはいますが、私はホームシックになるようなタイプではないと思ってきました。でも、ここからしばらく会えないのだと思うと、見送りの時にはいろんな感情が沸き上がってくるものみたいです。

さみしいとか、不安とか、そういった単純な気持ちではなくて。感謝と、元気でいてほしいという願いと、もっと心の奥底から湧き上がってくる名もなき感情と、いろいろと入り混じって喉の奥がチリチリしました。

ここで、抱きしめることも涙を流すこともできたはずだけど、まだそこまで素直にはなれませんでした。素直になったら家族を見送れなくなりそうで、必死で手のひらに爪を立て空港へと向かうバスを見おくりました。


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引っ越して間もなく、愛すべき友人たちからのお手紙。

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今は東京に住む、仙台での同居人から。インド系の人が多いエリアに引っ越したため、スパイス屋さんがあるとのことで送ってきてくれました。物々交換をしよう!と言っているので、こちらから何を送り返すかを検討中。

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もちろん、スパイスカレー、作りました。

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卒業祝いに、と可愛らしいドライフラワーを送ってくれた方も。この人たちからはいつも幸せを分けてもらっている感じがしているのですが、またしても分けてもらっちゃってルンルンでした。

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そうこうしているうちに学校での勤務も始まりました。

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子供たちが春休みのうちは給食が無いので、お弁当持参。お昼を囲みながら、学年部の先生方と仲良くなれたのは嬉しい。

皆さん、優しくて、面白くて、熱心で、とても恵まれたところに配属していただいたなぁ、と実感する日々です。

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益田での同居人は、少し年上お姉さんだけど、私的にはツボがあって、くだらない話も教育に関する話もできる人。学校での勤務が始まって、初めてだらけのことに戸惑う日々の中、思いの丈を共有できる人がいることはとっても嬉しいことだと痛感する日々です。

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勤務初日に帰ってきたらこれ。あったかーい気持ち。嬉しい。

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また、お互いまだまだ旅行気分なところが少しあって、「益田産○○」とかをスーパーで見かけると思わず買ってしまうんです(笑)写真は、益田産の立派なしいたけを肉詰めにしていただいたときの一枚。あと、今の家には炊飯器(ついで言うと電子レンジも)が無くて、ご飯は小さな土鍋で炊いています。たまにおこげができてそれも美味。

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サラダに乗っている黄色いの、瀬戸内レモン風味のカニカマ…!
これにハマり、リピしてます。

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豆アジという魚が売っていたので、から揚げに。前に益田のお店で食べた魚のから揚げがおいしかったので真似してみた。

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週末に二人で行ったカフェは古民家カフェ的なところ。古着なんかも売っていて、良き空間。もちろん美味しい。

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ちょっと足を伸ばして、夕日が見れる温泉までドライブもしてみました。

結局、日帰り温泉はやっていなくて(当分は宿泊のみなんだそう)温泉に入りながらの夕日は見れなかったけれど、駐車場からの景色でも十分楽しめるレベル…!(温泉はもう少し近所のところに行きました)


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ドライブをした、ということは自分の車を手に入れた、ということで。

面倒見がよいと定評のある中古車屋さんに手配していただき、マイカーゲット。レモンクリームみたいな色がかわいらしくて気に入っています🍋(クリーム号と呼んでいます。)


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学校では、分からないことだらけ、できないことだらけ、気づいたら周りの人がたくさん動いてくれていて私は全然動けていない、そんなことばかりです。

新学期ということもあり、やることは多いし、荷物はなかなか片付かないし、明日の授業は心配だし(でもこれを書いているという…笑)

大学時代の友人のつぶやきを見ていると、大学生に戻りたいとか、しんどすぎるとか、色々ある。

でも、私はあんまり思い詰めないようにしています。できないのが当たり前だし、そもそもできるわけがないんです。だって少し前まで大学生だったんだから。できないならできないなりに、できない自分を俯瞰で見て、分からなさに溺れちゃえばいい。溺れてるな~ってむしろ面白がったほうがいい気がする。大変だけど。

明日から、本格的に授業が始まっていきます。きっと溺れる。

溺れても、取り合えず学校に行く。子どもと関わってみる。


そんなことを考えて、今を過ごしています。