第二次世界大戦後の日本の歴史をわかりやすく理解するための
ポイントとなる事象、事件、政策などを紐解いていこう。

本日のテーマは・・

サンフランシスコ講和条約

第二次世界大戦後からの日本をわかりやすく
理解する極めて重要な国際条約だ。

サンフランシスコ講和条約は1951年9月8日に
アメリカのサンフランシスコで締結。

1952年4月28日に発効。

サンフランシスコ講和条約の要点

まず、日本の正式な戦争への降伏。

そして、戦後の国際社会での日本の地位を定めたもの。

この条約によって・・

・第二次世界大戦における大日本帝国の終戦(敗戦)が決定

・主権回復と占領下からの脱却

・朝鮮半島、台湾、樺太、千島列島
、太平洋諸島における領有権を放棄

・戦争による損害への賠償
(後の個別協定により決定)

・軍事力の保持制限

・国際社会への復帰

・日米安全保障条約の締結

・軍事国家から経済発展と国際協力に
重きを置く国家への転換

つまり・・

サンフランシスコ講和条約は、大日本帝国
改め日本が日本国として新たな出発を切る
きっかけとなった。

軍事国家・大日本帝国の正式な
解散宣言と言っていいだろう。

東洋の奇跡と呼ばれた日本の経済成長
に寄与することになった条約とも言える。

日本が世界の経済大国に成長し、現在
の日本があるのもこの条約あってこそ
と言えるかもしれない。

サンフランシスコ講和条約は、日本が戦争
から抜け出し、国際社会をリードする平和
な経済大国へ歩みを進める重要なきっかけ
になったと言える。

つまり、現代日本の基礎と言える。

現在の日本があるのは、サンフランシスコ
講和条約の成立があったからこそと言って
もいいだろう。

結論

サンフランシスコ講和条約とは、日本の
歴史を学ぶ上で絶対欠かせない議題。

この条約を知らずして、大日本帝国統治
以降(第二次世界大戦後)の日本は語れない
と言える。

この条約を知ることは、大日本帝国の統治
時代から現代に至る日本の歴史を理解す
るための鍵となるだろう。

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