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NYたいむず 

16年前、働き出した時、NYタイムズというブログを始めた。
民放の制作会社でドラマの助監督としてキャリアをスタートした時、
《「北の国から」を超えるドラマを作る!》とギンギンだった。
そのギンギンな気持ちをNYタイムズにぶっ込んで書いていた。
ただいつしかそのギンギンが霞み、気づけばブログを書かなくなっていた。
それなのに、なぜまた書き出そうとしているのか。

今はテレビ局でドラマのディレクター(監督)をしている。
16年前は、監督、プロデューサーの違いも正直よくわかっていなかった。
そんな中、ドラマ制作にのめり込んでいき、
「監督」という職業の面白さを知ってしまった。
よく監督になれたな…と、今でも不思議な気持ちになる。
かなり飽きっぽい性格の自分が、16年も経っているのに未だに飽きない。
いや、むしろ進めば進むほど、道が果てなく続いていて、一生の旅に…。

そんな16年目。ある事件が起きた。
それは、映画をつくったこと。
映画は大好きすぎて、自分の中では崇高なものになってしまっていた。
しかし色々なタイミングが重なり、

「今つくらなかったら、俺は一生、映画をつくらない」

という気持ちがMAXになり、有休をとって映画をつくった。
仕事の傍ら、毎朝早く起きて脚本を書き、休日にはロケハンに行ったり。
でも全く苦にならなかった。むしろ、楽しくて楽しくて仕方がなかった。
ドラマ同様、生き甲斐をまた一つ見つけてしまったのだ。仕事にも活きた。
映画をつくってしまったことで、新たな人生が、動き出してしまった。
そして映画が起点となり、「超ミニマル・ライフ」が現在飛ぶように売れている著者の四角大輔さんに出会ったことが大きく、この言葉に心が震えた。

「本当にやりたいことは、今すぐやるべきだ」

自分は、映画とドラマを通じて、世界中を旅をしたい。
それは作品と共に世界をまわることもそうだし、
世界中の土地で作品をつくることも含めて。
元々、バックパッカーをやっていたのもあるから、
世界一周はいつかしようと思っていた。
ただ、映画をつくって、そして大輔さんに出会って、
やりたいならもっと早くやるべきだと思った。

これは、やりたいことを実現するまでの自分自身の記録。
16年前の、あの時のギンギンな気持ちを思い出すためのリスタート。
そしていずれ、自分が歩んだ軌跡を本にしたい。
日本では、監督やプロデューサーになるための決まったルートがない。
だから自分自身も、紆余曲折、時に道を見失い、模索しながらなんとかやめず続けてきた。だから、誰かの力になれたらとも思う。
このブログが次の人へ、渡せるバトンになれば最高だ。

これからの絶対にやりたいドリームリストを改めて書き出して、
その実現のために、日々の学びをアウトプットしていこうと思う。
やることは山積みだけど、挑戦することがあるって、ワクワクする。
一度きりの人生、とにかく楽しみたーい!ドキドキしたい!!
世界を飛び周るぞーーー!!!

ドリームリスト 2023.11.11 〜
◯長編映画をつくる
◯未完の短編映画をつくる
◯オリジナルの長編映画脚本を生み出す
◯自身の企画ドラマを生み出し、世界へ届ける
◯世界一周をする
◯海外留学・研修に行く、海外に住む
◯ハリウッドで映画・ドラマをつくる
◯本を出版する
◯ライフワークとして定期的にワークショップをやる
◯キャンピングカー、もしくはキャンピングバンをつくる
◯シベリア鉄道に乗る
◯英語でコミニュケーションできるようになる
◯次の世代に向けて講演する


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