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週刊『めんたい♡通信』20240331号

こんにちは!

今日で3月も終わり、明日からは新年度入りです。

気温もぐっと上がってきてようやくコートも要らなくなりますね。
春らしい・・・というかこの土日は初夏の暖かさ。

東京もようやく桜(ソメイヨシノ)の開花宣言が出されました。3月中旬には出るのではと言われていたのですが、だいぶ遅れましたね。
見頃は今週後半でしょうか。
以前は入学式のころ満開という年も少なくなかったので、格別遅すぎるわけではないですけどね。


明日4月1日はエイプリルフールよりも、エイプリルドリーム、夢を語る日にしましょうという活動が私は好きです。:⇒ https://twitter.com/AprilDream0401

企業や株価の景気がいい話もよく聞くようになりましたが、格差だったり社会の理不尽な事はむしろ増えている気がします。戦争やテロも続いています。やるせない思いは沢山あるのだけど、夢見る気持ちは大事にしたいと思います。

【マーケット雑感】

欧米では今年は3月末がイースター(復活祭)で、マーケットも金曜日はお休みでした。
イースターを前に世界のマーケットは楽観のまま期末を迎えました。

NYダウ平均は前週末比+0.8%、S&P500も+0.4%で引け値ベースの市場最高値でフィニッシュしました。

特にS&P500指数は3月月間で+3.1%、年初来では+10.2%の記録的な上昇ペースとなっています。
AppleやMicrosoftなどこれまでマーケットを主導してきた銘柄群の株価が伸び悩んでいますが(NASDAQは前週比-0.4%の下落)、どうやらそれ以外の銘柄にチャンスはないかと幅広く物色する投資家が増えているようです。
日本人投資家がNISAなどでS&P500連動投信を毎月大量に購入しているのも、S&P500などの指数の下支え要因の一つかもしれません。

もちろん、米国FRBへの利下げ期待は根強く、長期金利も横ばいで落ち着いた動きになっているという基礎的な要因も大きなファクターです。


欧州市場も相変わらず堅調で、独DAX40指数や仏CAC40指数も市場最高値を更新しました。それぞれ3月月間では+4.6%、+3.5%の大幅上昇で、S&P500や日経平均を上回る上昇率でした。

その他の(金融)商品も軒並み上昇、まさにグローバルにリスクオンな状態になっています。
金(ゴールド)が前週比+3.6%の大幅上昇で市場最高値更新、年初来でも+8%の上昇です。米国長期金利があまり動いていない中でのこの上昇はやや意外感はあります。
グローバルな投資資金が様々な理由から金(ゴールド)にも流れているようです。

原油も前週比+3.2%の上昇。こちらも景気が堅調で物価高、産油国の減産姿勢などもちろん口実はあるのですが、要はいずれの商品もグローバルに過剰なマネーが押し上げが続いています。プチバブル的な感じかもしれません。


日本株は反落。日経平均、TOPIXともに前週比1%を超える下落でした。
まあ3月月間ではともに3%を超える上げ幅でしたし、日本企業は3月期末に決算配当が集中しているので、先週は配当分の株価下落も含まれていますから、小幅な調整といえます。

ドル円が一時152円近くまで円安に進み、財務省から牽制する発言も出ていましたので、為替介入の警戒感も株価の上値を抑えたとの声もありました。

日米金利差も大きなファクターですが、日本の外貨を稼ぐ力が衰えている状況や、個人がNISAなどでS&P500連動投信などの海外資産を毎月大量購入(円を売ってドルを買う)している背景を考えると、今の円安は投機だけでもたらされているわけではないのだと思います。

下手な介入は投機筋を煽る逆効果もあるので慎重に願いたいものです。


2月,3月はアクシデントが起きやすい時期だと用心していたのですが、特にイベント的な事象は起きませんでした。楽観が拡大し、パーティー時間が延長されているようですね。

死角はないのか、いや、死角だから目えないのですけどね・・・。

(主な指標)

【今週の記事】

TBSのドラマ『不適切にもほどがある』は流石の宮藤官九郎脚本。タイムトリップ、社会風刺、家族愛、ミュージカルなどを複合的に絡ませた一流のエンターテイメント作品でした。

昭和と令和を比べれば大きな変化が沢山あります(でも例えば明治と昭和を比べても大きな変化はあります)。
価値観もいろいろと変化しています。
セクハラやパワハラなどなど、声をあげられなかった弱者を守る流れは良いと思います。

でも令和の今も、いろいろな不祥事が発覚しています。
白州の場に出ればコンプライアンス的におかしいでしょ、という事も、閉鎖的な組織や密室においては、個々の人間は今も昔も変わらず、弱さを持っていると思うのです。


映画やドラマの撮影におけるインティマシーコーディネーター(IC)という仕事も近年その重要性が注目されています。2022年には流行語大賞にもノミネートされています。
実際の現場での広がり具合が気になるところですが、俳優の高嶋政伸さんがICについて、ご自身の撮影現場での体験を見事なエッセイとして書かれています。

高嶋さんは近年ヒール的な難しい役を沢山演じていらっしゃいますが、役柄から求められる残虐な演技について、非常に深く考えていらしゃる事に、深く、感銘しました。

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それでは、また来週!
(今回は3月31日お昼頃にお届けしています。)


(但し書き)このメルマガは株式市場に関する私の見解(投資の判断はご個人の責任でお願いします)と、ネットサーフィンの中で気になった記事をご紹介するものです。ネットに溢れる膨大な情報を各人がすべて見ることは不可能ですので、少しでも貴方の目に留まらなかった情報をピック出来ればと思っています。ご質問・お問い合わせ、配信停止等、お気軽にご連絡ください。


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