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ZINEを配る旅路N' 松本後編

前回のつづきです。
自作ZINE/フリーペーパー(『津田沼雑貨狂時代』)を、
私の社会人デビューの店『SAI』(文具店)があったPARCOのある町に届けにいくシリーズ第2弾、松本後編です。

旅路N'のお宿

せっかくなら宿は、街の中心にある民芸家具に囲まれた『まるも旅館』に泊まってみたい…(素泊り6,050円)と思ったのが出発2日前(思いつき旅のためタイト)。

やっぱり満室で断念(翌日は空き有!)。
貧乏旅なら駅前のカプセルホテルでええんじゃないか?
と思った矢先のヒラメキ宿セレクション✨
1.消極的動機
松本駅でなくてもいっか?
2.積極的動機
トキメキの地元密着型スーパー『TSURUYA』が駅前にある!
ゆえに平田*のビジネスホテルに決定!!*松本駅から二駅。

夕食はTURUYAの山賊焼き🍗

昨年の松本旅で『TURUYA』を訪れた際に、
地元民のソウルフード”とあり謎のままにしていた『山賊焼き』を
今日こそ!

デカッ!
🙋‍♀️「 これより小さいのありませんか?」
👩‍🍳「ありません」

買いこんで🛒ホテルに向かうのだが…?!
ここからトラップ🕵️

その1.えっ?駅から徒歩13分じゃないの?

地図をパッと見ただけではわからなかったのですが
西口に出るかor東口に出るか(TSURUYA側)?で時間がたいぶ違う模様。
街灯まばらな暗い住宅街をひたすらグーグルマップ頼りに歩く私。
ブルーライトに照らされて必死の形相で歩く私。
前から見たらそらホラー🧟だ。

その2.禁煙室?だけど…

「や~、着いた着いた~😌」
部屋を開けた途端の…むむっ!
smell たばこ🚬

どんまい私!
私には『TSURUYA』の山賊焼きがあるからね!
どんな味か知らずに食べる体験はワンダー。
貧乏一人旅のラビリンス。

Q.山賊焼ナニ?
A.にんにく醤油の利いた揚げた若鳥🍗

本屋、その前に…

今回の旅路N'タビジ'、
「自作ZINEフリーペーパーを本屋さんに置いていただく」のが目的です。
ただせっかくの一泊旅。
翌朝の『松本民芸館』訪問を予定にガッチリ組み入れていました。

入館料310円が申し訳ない位の圧倒的展示・建物・庭!
展示品は撮影OK📸
だのに、私の携帯にあった写真は…コレっきり。
だけど、絶対次も来る!と誓った民芸館でした。
(私は駒場の民芸館よりこっちが好きダナ)

無加工・無修正
図書館で借りて読むためのメモ用記録写真
『オアハカの動物たち』
唯一の写真とは、これいかに!?

いざ『栞日』さんへ📖

ZINEを配る旅路N'、さていよいよ二日目は『栞日』さんに行ってみます。
今年で11年目を迎える、本好きさんに有名なお店ですね。

『Perfect Days』×栞日?

2021年松本PARCO春キャンペーンビジュアル
かっわいー❤

↑正確には、ヤマダアオイ×栞日ってことですけれど…。
栞日さん店内でこのポスター見て
「あ!『Perfect Days』の!じゃん!」とドッキリ。
映画『Perfect Days』を観たばかりで、ヤマダアオイさんの存在感に魅了されっぱなしホヤホヤだったもんで🐣
彼女が松本出身で、松本パルコのメインビジュアルに起用されていることを
このポスターを見るまで全く知りませんでした。

そして『栞日』さんでは、2020年に彼女の写真集の展示もしていたようですし、一緒にこーんな↓素敵なZINEまで作っていらして…
おやまァ!
ビックリでうれしい旅の収穫🧺🍓

あ、それで今回の大事なミッション🪂
’私のZINE、置かせていただけませんか’交渉ですが……

引き受けていただけましたー🎊ヤッター!

本当にありがとうございます!
カフェ☕も併設していてお忙しい最中に
お手を止めて丁寧に話を聞いてくださったスタッフの方!
心よりお礼申し上げます。
そして、1階のカフェ席を占領しての”松本パルコにもありました”
直筆サイン作業開始。

書きます📝書きます📝再び

松本旅路N' 次回への伏線

東京への布石

件の松本PARCOで、その日イベントがあるというので急遽行ってみる。
東京より『nostos books』さんが出張参加。
運よく店主さんがいらしたので、その場でZINEを手渡し
なぜか松本の地津田沼のZINE東京のお店に置かせていただけませんか?(ややこしい)交渉を開始。
店主さんが、千葉・市川(津田沼に近い)に縁があったという強運に恵まれ、
まさかまさかのOKのお返事。
あ、ありがってぇ~。引きが強い!

↑何度か訪れたことがありましたが、
再訪した新店舗は更にスタイリッシュで
我がZINEは浮いていた…のもご愛敬😉

名古屋への布石

それから『本・中川』さんが本を出品しているというイベントを観に雑貨・ギャラリー・喫茶の『Gargasガルガ』さんを訪れました。
ここでもやっぱりレジ脇のフリーペーパーに目が釘付け!
いくつかピックアップした中に…デジャブ👀
『道草はいつも、くもり空の下で』を見つけたのです!再会!

『道草はいつも、くもり空の下で』
愛知県で古書『かえりみち』をいとなんでいる
近藤望未さんが作っているフリーペーパー
この回のテーマは「手紙」

なぜ「再会」なのかというと、私は名古屋に文通相手がおり(会ったことはない)、
彼女がこのフリーペーパーを手紙に同封してくれたことがあったのです。
愛知で作られているフリーペーパーに松本で再会しました!(おそらく首都圏では配布していないのでは?見たことがない)
それで、松本旅から戻って彼女から当時もらったお手紙を探してみました。
やっぱり、このフリーペーパーが入っていてこんな付せんがありました。

たまに日用品を買いに行く雑貨屋”conettaコネッタ”に置いてあった
フリーペーパーおすそ分け。
conettaは本や日用品を買って少しお茶して帰るところ。

名古屋の文通相手からのお手紙より
2022年位のもの?

さてワタクシ、松本の次は、名古屋への旅路N'を予定しておりました…
(私の働いていた店『SAI』のあったPARCOの町しばり)
ただし名古屋でどこのお店を訪ねたものか全く未定。そんな中、こちらのフリーペーパーをキッカケに突然『conetta』さんという具体的な店舗名が浮上してきて、どんなお店かも分からないまま、
「よし!名古屋に行ったら『conetta』さんも訪問してみよう!」という
動機がムクムク生まれました!あー、幸せ❤

一人で活動していて気ままま半面、心もとない旅路タビジN'も
こうやって”紙を介して”つながる細い細い道をたどっていくような
ところが、何にも代えがたい楽しさかも知れません。

(はみだし『津田沼雑貨狂時代』#14)

【扉の写真のこと】既視感のある写真📸
松本で撮った写真が、まさかの☝民芸館での1枚キリだったので、以前の松本旅記事の流用です。


表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。