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男性育休》困りごとを聞かれて困ったこと

バカボンパパくらい能天気に「育休でこんなことがあったよ~」とか書こうと思ってた。まずはリサ~チ!ということで、育休の記事を探しまくり、読みまくってた。

こんなにPCにかじりついたのは退職してはじめてだ。疲れたび~
2年前までこんなこと毎日していたのか。えらかったぞ!→自分

少し読んで、白内障なりかけの左目くらいモヤっていた違和感。記事を読むにつれ、モヤモヤが真夏の入道雲のようにモクモク膨らんで、はじけた

そっか、ベクトルが逆なんだ

今回は育休記事にモヤモヤしたおおかみのお話。


男性の育休が、横浜から見える3等星くらい珍しかった当時。遠吠えが聞きたいと言われ、講演に出かけたことがある

でも、おおかみは吠えず。「育休、楽しかったんだよね~」的なのほほんとした話がほとんど

そうすると、スライムのように最初に、間違いなく、登場する質問が

「男性の育休でどんなことに苦労しました?」

でる。ホント必ずでる。
そしてこれこそ、正直者のおおかみを最も困らせた。なにが困るって

何も思いうかばなかった

から。だから吠えるどころか、「え~っと、とくになかったんスよね~」的な何とも歯切れのわるい答えをし、質問者を日本海溝よりも深く失望させた

そのガッカリ感が半端ないときもあり。それは

おおかみ。何か困らないといけないのか?
おおかみが困らないと、なにか困るヤツがいるのか?
おおかみが困ると、喜ぶヤツがいるのか? いるかな…

とおおかみに半端ない打撃を加えたのでした


育休記事を読んでいると、とってみたら大変だったこと&楽しかったことのオンパレードなものが目立ったなあ、というのがおおかみの最初の感想。
※個人の感想です。

そこになんか違和感。
その「大変だったこと」に当時のおおかみは気づかなかった。
なぜ?

たぶん、ベクトルが逆だったんだ

もっとこぶたと過ごしたかった→→→育休をとった

がおおかみのベクトル。

すでに共働きで家事も育児もやってて
もっともっと
こぶたとすごしたい~
こぶたと公園に行きたい~
こぶたのギャン泣きを笑いたい~
こぶたと深夜を楽しみたい~

その答えの1つが育休。それをしたいと思って育休。
だから「大変だったことは?」と聞かれても…

もちろん、みんないろいろ考えて育休をとるんだと思う。
おおかみの読解力不足で

育休とった→こぶたと過ごしたらホニャララだった

に見えてモヤモヤしたんだな

おおかみにとっての育休は、強力だけど、あくまで手段の1つだったから

ママぶたと一緒に、こぶた達を育てる手段の中で、あれやこれやとやってきた中の1つ

育休があったから育児や家事があったんじゃなくて、ママぶたと育児や家事をやってきて、さらに楽しむ手段の1つ

だから、育休は普段の生活の延長で
育休をとったから特別に変わったことはなく
それで「困ったこと」を聞かれて「困った」んだな


あとさ、育休の大変さって同じだと思うんですよ
男でも女でも

だから「男性の育休でどんなことに苦労しました?」と聞かれても思いつかなかった。だって

オムツも
夜泣きも
街でのギャン泣きも
料理も掃除も洗濯もあれもこれも

男でも女でも一緒でしょ?

いまから思うと、男で大変だったのは1つだけ

おっぱいが出ないこと!

便利だよね~。あれ。
哺乳瓶持ち歩かなくていいし。
※と思っているのは男だけで、メンテは大変っぽい。

とくに次女のフーは気難しく
でも、おっぱいさえあればおとなしくなり
そして5歳までおっぱいを飲んでました
末っ子のウーの分まで…

あのおっぱいは、世界で一番 輝いてた…

そっか~。質問されたときは
「おっぱいがでないことです!」って
おっぱい…もとい胸をはって答えればよかったんだな


なんてことを書いていると

「おまえはもう大昔のことだから、そんな能天気に見えるんだよ!」

とか言われそうですね。
はい、そーです。

でも、それでいーんです。
思い出は美しすぎてなんぼ

何十年か経っていいことしか残らないなら。
素敵じゃあないですか。育児

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