生きてれば、いいことあるべ

こんばんは。今日も引き続き、父についてです。
2022年3月15日22:32今日は、病院からの連絡もなく、無事な一日になりました。

毎日、想像を超える現場で働いているお医者さんに感謝です。

思いつきで始めたこの記事ですが、友人達が読んでくれたようで、励ましの言葉が心強いです。

この記事を書いた理由は、3つあります。
1.自分の気持ちの整理のため
2.将来の備忘録のため
3.近い境遇の人が読んでくれたら、少しでも心が軽くなるかなと

この3の理由については、最近、思ったことです。
心が苦しいことが起こったりしたとき、「どうすれば、人は狂ってしまわず、耐えることができるのか」。いろいろ考えていました。

そして、体感として分かったことは、大変なことは一人で抱えるから大変なんだと。神様は(いるとしたら)、きっとこんな風に言っているじゃないかと思ったのです。「試練は与える。だけど、一人で戦えとは言っていない」。

それならば、どうしたら一人で抱えなくできるのか。きっと、それは、「誰かと話すこと」だと思います。江戸時代には、うつ病がいなかったこと聞いたことがあります。それは、近場に必ず人がいて、「話す」ことができたから。モヤモヤした気持ちを、相手に話すことで、心の許容量がいっぱいにならずに済むのだと思います。だから、「話すとは、放す」とも言われています。

もし、近しい境遇の人がいたら、コメントしてください。少しでも、心が軽くなれば、いいなと思っています。

さて、3月11日に、看護師さんとお話し、父とビデオ会話をすることができました。そのときは、家族全員でスタンバイし、久しぶりの家族全員の会話です。

5分程度だったと思いますが、いい時間でした。
そのときに、父が言っていた言葉が印象的です。
「生きてれば、いいことあるべ」

私は、「うん」と答えました。

人は、きっと「きっといいことあるよ」と思うことで、
生きることができるのだと思います。

父は、昔から病弱で、私が中学生のころ(たぶん)に、ガンになりました。
ステージは忘れてしまいましたが、余命いくばくかと言われていたように思います。

そこから、ガンの闘病生活がはじまるのですが、いきなりピンチを迎えます。それは、抗がん剤が身体にまったく合わなかったのです。打った翌日?ごろから、唇が2倍くらいに膨れ上がりました。そして、お医者さんから、「これはダメだ」と、ドクターストップがかかりました。

その後は、放射線治療や、除去手術などがうまくいって、今にいたります。
ただ、ガン治療が終わった後は、そのダメージが腎臓に来てしまい、腎不全になってしまいました。今思えば、病気とともに歩んでいる人生とも言えますね。だから、ちょっとやそっとの病気では、倒れません。プロの患者ですから(笑)

父とは、よく話していました。二人三脚と言ってもいいぐらい、私が父の仕事内容を継いでから(かなり仕事内容は違い、まったく別会社として生まれていますが)、いろいろサポートしてくれました。

実は、父は昔、新聞に載るくらい大きな負債をして、会社を倒産させたこともあります。そのときに学ぶんだ教訓も沢山ありますが、いずれ書こうと思っています。

今日は以上です。

読んでくれてありがとうございます。明日も皆がいい日になりますように。


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