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「5重の呪いに囚われた団ジュニ達へ~これが私の学ぶ意味~」


今日は、「5重の呪いに囚われた団ジュニ達へ~これが私の学ぶ意味~」というテーマで書いていきます🖋


第45回&第46回目の放送で、「私自身のことについて」でお話しした通り、私は1970年代生まれの団塊ジュニア世代です👇


今思うと、様々な呪いをかけられて育ったなと思います。
私たち団塊ジュニア世代は、強烈な「5つの呪い」をかけられていて、今も解かれていない人が多いのではないかと思っています💦


その5つの呪いについて今日はお伝えしながら、私たちがなぜ学ぶ必要があるのか、ということについて考えていきたいと思います。


■「恋愛結婚の呪い」
1つ目の呪いは、「恋愛結婚の呪い」です😱

「私自身のことについて」という放送でお話しした通り、私自身は32歳という妊娠的齢期を過ぎて初めて、自分にかけられていたこの「恋愛結婚の呪い」に気づきました。
その詳細については第46回目の放送をお聞きいただければと思いますけれども、私は、小さな頃から「女の子の幸せは結婚よ✨」「結婚こそ女の幸せ💕」と言われて育ちました。

サークルや、バイトや、就職先なんかで、「自然に」出会って「自然に」恋に落ちて…。
あれしてこれして、恋愛のゴールが「結婚」と刷り込まれて育ちました。
まさに90年代のドラマです。「 ロンバケ」です。「 キムタク」です🤣

モテ服&モテメイク‼️😝

「3高」の男性から選ばれること✌
エビちゃんです😍 蛯原友里ちゃん可愛かったですよね~🥰

cancam時代の激カワな蛯原友里ちゃん💕


キャンキャン💄ですよ😍
「選ばれる女」になるためのノウハウ&テクニック👄

結婚が「ゴール」になっていますので、その後に訪れる、
マタハラ
保活
産後鬱
おむつ替え
夜泣き
セックスレス
中学受験地獄
引きこもり…
な~んていうことは一切語られることなく、「結婚は幸せ💕」というポエム漬けにされて育ったわけなんですよね😂



■お金は汚ないという呪い

2つ目の呪いは、「お金は汚ない教」です🤑
私たち団塊ジュニアは、団塊世代の親から「お金の話なんかしてはいけません」「お金の話ばかりする人は卑しい」 「お金に汚い人は恥ずかしい人」 「お金の話を持ち出すなんて野暮」 と。
「お金のことを考えずに尽くしている人が人格者」で、「ボランティアでやることが素晴らしい」。「 お金のためなんかじゃない」 「清く貧しく美しく!」 「投資は怖い」「とりあえず貯金!」「儲け度外視😝」
・・・そういうポエムに犯されてきました😱
私自身は結婚するまで、要は30歳過ぎるまで、この「お金は汚ない教」に完全に侵されていました💦

結婚した当時、私が仕事を辞めて夫が住んでいる県に移り住んだのですが、当時は夫の給料だけでは、夫婦2人で生活するぐらいならなんとかなるかもというぐらいで、とても子供を産んで育てていくには厳しい収入でした。
でも仕事を私が再開する前に、年齢的にも早急に子どもが欲しいと思いまして。
それで、危機感を持って「家計管理」を勉強しようと。
その時たまたま本屋さんで手にしたのが、「うだひろえさん」という漫画家さんの「誰も教えてくれないお金の話」という書籍でした👇


そこから初めてお金のことを勉強し始め、いかに自分たちが「お金は汚ない教」に洗脳されてきたのかということを知りました😅
お金の勉強を始めてもう10年以上経ちますけれども、 この洗脳から完全に自分が抜けているかって言われると・・・。
実は今でも、お金を受け取ることへの「抵抗感」みたいなのが顔を出すことがあります。
お金に対する価値観ってものすごい根深いですね…💦
完全にこの「お金は汚ない教」の洗脳から、呪縛から解き放たれたかって言われると、10年かかっても、自分を考えても難しいところがあるなと、正直思います😱



■親孝行の呪い
3つ目の呪いは「親孝行洗脳」ですね💀

私たち団塊ジュニア世代は、「年上を敬いなさい」と。
「親に向かってなんて口を聞くんだ」とか 「 産んでくれた親には感謝すべき」とか。
「頑張ってここまで育ててくれた親に恩返しをするのは当然」 「親が産んで育ててくれたから今の自分がある」「 親をバカにしたり親の面倒を見ない子供なんて恩知らずだ。 親不孝者だ!」「 恩をあだで返すとは人でなしだ💢」 「今の日本があるのは戦後焼け野原の中から必死で頑張って汗水垂らして働いてきてくれた親世代のおかげだ」と。
「年の功」。
「年を重ねた人はそれだけの経験と知識を持っている。」
「敬うべき存在」「年功序列的思想」です😱

こういうのに相当、今も囚われている、呪縛に侵されている人は多いです。

私自身は、高校ぐらいから何か、母が私に取り憑いているような感覚・・・不気味なものを感じていて、大学に入って「信田さよ子」さんの著書「愛情という名の支配~家族を縛る共依存~」という書籍に出会って、これなんだなと思いました。
今でいう「毒親」の走りなんですけれども👇


他にも、信田さよ子さんの「母が重くてたまらない~墓守娘の嘆き~」という本もベストセラーになりました👇


・・・こういうのを私は片っ端から読んで、私は自分の親子関係に何が起きていたのかということを知りました🙌

社会人になる頃には、私自身はこの「親孝行洗脳」からはかなり解かれていたと思います。
私がもう30近くなって、家を出るっていう時も大変だったんですが💦
その時に、私ははっきり親を捨てたんです。
この「親を捨てる」ということには、ものすごいエネルギーがいりますので、本当に実家を出られた時はホッとしたと同時に、やっぱりどこかで「罪悪感」のような、仲の良さそうな親子がいたりすると、本当はそういう親子関係だってあり得たのかもしれないなと。どこか寂しい気持ちはありました。
今でも、この「親孝行洗脳」に侵されたまま、40歳50歳となっている方もいるわけで。
本当にエネルギーさえ奪われてしまって、引きこもりのような状態になってしまっている人という気持ちもわからなくはないので、本当に根深い問題だなと思います。


■「自己責任の呪縛」

4つ目の呪いは、「自己責任の呪縛」です😱

私たち団塊ジュニア世代は、「就職氷河期」だったんです。
それまで、頑張って勉強して、いい学校に入れば「いい会社」に入れると、そして結婚して「幸せな家庭を築ける」「豊かになれる✨」と言われて育ってきたわけです。
「勉強勉強📖」と尻を叩かれて、鼻先に人参をぶら下げられて、走らされてきたわけです。
やっと大学に入って、もう少しでゴールテープを切れる‼
・・・というところに来て、突然、梯子を外されたわけです。
一生懸命「いい会社に入る!」ってゴールテープを目指して走ってきたのに、気づいたら「あれ?ゴールテープがどこにもない」と。
どうなってんだと😮
どこ行っちゃったんだと思っているのに、親からは、「なんでもっと頑張らないんだ! 早くゴールテープを切りなさい!」「 早くいい会社に入って、早く結婚して子供を産みなさい!」と言われるわけです💀

「いい会社に入る」とか、「結婚して子供を2人以上産む」とか、そういうゴールテープ自体がなくなってしまったのに、そのなくなってしまったゴールテープを切れなかった自分を、「自分の能力や努力が足りなかったせいからだ。」「 自分がバカだからだ。」「 自分が怠け者だから。」「 自分の魅力が足りないから。」・・・と、 全部自分のせいと思って、「自己責任論」で追い詰められて、無駄に苦しんできたのが、私たち団塊ジュニア世代ではないのかなと思っています😥


・・・単に時代が変わっただけだったのです。
なのにそれに気づかずに、いつまでも親世代の洗脳に侵されて、無知であったために、無駄に自分で自分を苦しめて。
「生きづらさ」の原因は自分自身にあったわけではなく、社会の構造そのものにあったわけです、本当は。
私がそのことに気づいたのは本当につい最近で、日本という大きな歴史の流れの中で、自分たちの世代、団塊ジュニア世代が、どんな状況に置かれてきて、あの時何が起きていたのかということを、客観的に、俯瞰的に知りました。
それで初めて、「自己責任という呪縛」に囚われてきたんだな、自分はって気づいたのです。
それを知った時の何とも言えない脱力感、というんでしょうか・・・😔
ほっとして楽になった感じではあるんですが、もっと早く知っておきたかったと思いましたし、囚われていた自分自身を自分で責めているような感覚から自由になれた感じがしました☘

非正規雇用から抜け出せないで、将来が不安だった20代の自分を、「大丈夫だよ」と。「あなたのせいなんかじゃないからね」って抱きしめてあげたくなるような感覚を持ちました🫶

でも、おそらく今でも多くの同世代、団塊ジュニア世代は分かっていなくて。
いまだに、「自己責任の呪縛」に囚われたまま、生きづらさを抱えているんじゃないかなと。
無知っていうのは恐ろしいなと思います。
いろんな情報に触れて、俯瞰して自分の置かれた状況を見る力っていうのは、自分を救うなと思います📖




■「学校信仰の呪い」
5つ目は「学校信仰の呪い」です😱
私は、この呪いを解くために、このチャンネルをやっていると言っても過言ではありません。
今も、多くの団塊ジュニア世代が、「学校に行かないと学べない」とか、「学校に行かないとまともな大人になれない」とか、「学校に行かないでどうやって生きていくのというのか」とか、「どうやって食っていけるというのか」とか、「学校に行かずしてちゃんとした仕事に就けるわけがない」とか・・・。
「とりあえず学校に行っておけばなんとかなるんじゃないか」「とりあえず最低限のことは学校に行っておかないと身につかないんじゃないか」「とりあえず学校に行っておけば将来苦労しなくて済むんじゃないか」みたいな呪縛💀
これがもう本当に、今でもものすごいんです😱
びっくりするぐらい強烈にはびこっていて💦

私自身も、それなりに染まってはいたと思います😥
けれども、娘が2022年の4月に「学校に行きたくない」ということから、「ホームエデュケーションを選択する」ことにしてから、いかに今の学校が大変なことになってしまっているかを、子どもたちが教えてくれました☘
今の日本の学校教育が、150年間ほとんど何も変わらずに来てしまっているということも、この1年半で知りました。
やっぱりどこかで、国の偉い専門家の先生方が一生懸命考えたカリキュラムなんだから、「何か意味のある内容のはず✨」って、どこかでやっぱり信じているところがあるわけです。
義理の両親はじめ、学校の先生からも、本当に学校に行かないなんて「単なるわがまま」だと。
勉強は大事だと。
世界には学校に行きたくても行けない子どもたちがこんなにいるのに贅沢言ってんじゃない!みたいな。
かなりいろいろ批判をされるわけです。

で、なんでこんなにみんな洗脳がすごいんだろう?🤔と。
私はこれは「お上信仰」に繋がっているのではと最近思っています。
「お上がなんとかしてくれる教」みたいな💀
いざとなればなんだかんだ言って「国が守ってくれる」とか。
「困った時はお上になんとかしてもらおう」みたいな。
「お上に任せておけば安心」「 日本は良い国だからそこまでひどいことになるわけないだろう」とか・・・。

コロナが起きた時に、みんな気づいたんじゃないかなと思っていたんですが。
だって普通に医療崩壊してましたよね?
「お上が最後はなんとかしてくれる」なんていうのは完全に幻想だと、コロナの時、みんな気づいたはずなのにって思うのですが😅

私たちは、もういい加減、「学ぶ」ってどういうことなのか、「教育」って何なのか、「学校」って何のためにあるのか、ということを、もっと根本から考え直す時期に来ていると思います🙌
それでもやっぱり「学校は行かなきゃいけない!」と思われる方もいるかもしれません💦
そういう方には第33回の放送で、「学校で行われている道徳の授業がやばすぎる件」という放送をしておりますので、ぜひそちらをお聞きくださいませ🙇


私は、教育を「お上任せ」にしてきた結果が、今の悲惨な学校教育の状況を作ってしまったのでは、と思っています。
去年も、子どもたちの自殺は過去最多の人数なんです👇


■学ぶ意味とは

私は、学ぶ意味って、「少しでも明日を良くしていくため」にあると思っています。
ほんのちょっとでもいいので、「良い社会にしてバトンを渡していくこと」。 そのために学ぶ必要があると思っています。

私は、いろんな呪いをかけられて育ってきましたが、それを1つ1つ解いていけたのは、やっぱり学んできたからだと思うんです🖊️📒

1つ1つ学びながら、呪いを自分で解いていって、少しずつ楽になってきた。 生きることが楽になってきたなって思っています☘


逆に、私の親世代=団塊世代を見てみると、学んでいない。 本1つ読まない。
だから、自分たちの「思い込み」「洗脳」「呪縛」をそのまんま、思いっきり下の世代にぶちまけて、押しつけて、周囲を苦しめるわけです😱
それって、世の中を良くしているどころか、悪くしているわけですよ💦
とても恥ずかしいことだなと思います。
「厚顔無恥」というやつです💀
私は、「ああはなりたくない」!!
反面教師じゃないですが、「ああいうじいちゃんばあちゃんにはなりたくない」という怖れがあります😔

だから、「自分自身が楽になるため」と、もう1つは「周りを苦しめないため」ですよね✨
良いことができなかったとしても、せめて「苦しめない」。
悪くしない。
悪影響を与えない。



・・・というわけで、団塊ジュニア世代の私たち、いろんな呪いに今も囚われている方が多いと思いますけれど。
まずは自分自身を救うためにも、いろんな情報に触れて、学んで、自分がどんな状態に置かれてきたのか、ということを俯瞰して見られるようになっていただきたいです🙌
そのためにも、学び続けていただきたいです。
私自身、これからもより自由に生きていくために、学び続けたいなと思います✨


お読みくださりありがとうございました💕
また次回お会いしましょう🤗
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