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場の力を借りる

昨日は久々でもないけど下宿で一人メンタルブレイクしてる時間があった。
俺の苦手な事務作業、大学の教科書を購入するために色々調べたり買うの決めたりする作業を終わらせたあとやったな。
その事務作業もやるのが嫌すぎて、精神疾患持ちの人が集まるディスコードサーバーのVCで愚痴を吐き出させてもらいながらやってた。
なんとか終わらせて自分へのご褒美にラーメンを食べに行きますっていってVCを抜けたあとにメンブレが始まった。
最初あれー?別にラーメン食べたくないかもってなった。
その次外出たくないかも、次にもう動きたくないかもってなってどんどん気分が落ちていった。
それでうつ症状を発症した。

やばい、このままやと飯も食わんし、風呂も歯磨きもしやんと、延々ネットサーフィンして寝もしやんことになる。
もっと心身ともに酷い状態になるってことを今までの経験から察した。
それでまず孤独を解消しようと思った。
最初に母に電話をかけたが食事中だったから切った。
次にメンタルサーバーのVCに何人かいたから参加させてもらった。
今病み気味なこととか動けないことを喋らせてもらうと少し気分が楽になった。
次に部屋が寒いことに気づいてストーブとエアコンを起動した。
1,2時間くらい通話しながら体を温めると動ける気がしてきたからコンビニに行ってカップ麺とファミチキを買った。
シェアハウスによって買ったものと白ご飯を少し食べた。
家にいたFさんやPくんと話しながらご飯を食べると完全に元気になった。
元気になるとメンブレしてたときの辛さが嘘みたいに多幸感が溢れてきた。

そういう事の顛末をPくんに話すと「お前めちゃくちゃヒトやん、人間やん」って言われた。
確かに。
孤独と寒さと空腹で病んで、それが解消されると元気が出てくるってめちゃくちゃシンプルでウケる。人間臭すぎる。
それがなんか愛おしいな。

ただ一個不思議やったことがある。
部屋が寒いことには通話する前から気づいていた。
しかし、暖房をつけることすらめんどかった、1mもない距離を動くことすらできなかった。
別にコンビニに行ってシェアハウスに行くくらいの体力はあるのに。
なんで体力はあるのに心の問題で動けなくなるんやろって不思議になった。

夜、精神科医の名越先生のとある動画を見てるとピンと来た。

この動画なんだけどマジでしっくりくるというか、昨日のメンブレと復活の理屈について納得してしまった。
名越先生の語る言葉の一つ一つが俺の実体験とリンクして理解できた。
「心のバッテリーが上がらないようにする」
「心のエンジンをかける」
「フロー(すっと作業に流れで入り込める心の状態)を作る」
「意識をいい感じに狭窄させたあまり考えていない状態を作る」
「GRIT(やり抜く継続力)、フローは場(環境)の力によるもの」
「場は大自然では無くて人間が作る」
マジで良い言葉ばっかり。

昨日のメンブレは心のバッテリーが上がってしまった状態らしい。
それでフローの状態が途切れて、心のエンジンを自分では起動できなかった。
だから暖房を自力ではつけることすらもできなかった。
それで気の許せる人との通話という場の力を借りることで、心のエンジンを起動して動けるようになった。
あとは回復する作業をフローで行ってなんとか復活できた。

マジで人って大事やなって思った。
それにやはり俺って一人では生きていけないというか、一人では生きていないんやろな。
今note、ディスコード、実家、シェアハウス、精神科、大学といい場に恵まれてるな。
そのおかげで会話とか筋トレとかマインドフルネスとか日記とかのいい習慣も続いてるし、心身ともにいい状態の時間が長くなってる。
俺一人だとまだ未熟すぎるから、生活がズタボロになって心身が病むけど、場の力を借りてなんとかなってる。
マジありがたい。
同時に自分も場を構成する一人やから、俺も場を良くするのをなるだけやりたいな。
俺が今幸せをもらってる分、誰かが幸せになれるような場を作るのをこれからもやっていきたい。

P.S.
あと今気づいたけど昨日牛乳をいつもの量飲むとちょっと余っちゃうから全部飲みきったんやった。
それでいつもより多い量のんだから腹下して食欲なくなったんかも。
アホすぎて逆に愛せるな。

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