発達検査の結果

朝書こうとしてダラダラして書けず、夜は睡眠のため寝ようとして結局書けなかった日が暫く続いていた。
とりあえずこの前行った発達検査の結果発表についてでも書こうか。

まず結果として僕は発達障害、ADHDとして診断された。
9歳の頃も同じように検査を受けていたがその時はASDの傾向の方が強かった。
診断はWAISと僕や両親からのヒアリングや僕についての生育歴から下された。

WAISの検査発表は両親と一緒に受けるか別々に受けるかは僕が選ばせてもらった。
僕は別々に受けることにした。
具体的な数値はハズいから僕が言ってもいいと思えることだけ書くことにする。
端的に書くと全体的な数値が9歳の頃と比べて誤差(信頼区間)の範囲内で増減していた。
全検査、いわゆるIQは9歳の頃と比べて微増していた。
また、9歳の頃と変わらず言語理解>ワーキングメモリー>知覚推理>処理速度の順に数値が高かった。
一番上の言語理解と下の処理速度のスコアの差が大きかったことと僕についてのエピソードから発達障害、ADHDの診断が下されることになった。

IQテストのスコアというものは同年代の人々に比較されて決まる、偏差値などと似たようなやり方で決まる。
だから今回僕は9歳の頃と比べて全体的な数値が変化しなかったが、それは僕の知能に変化がなかったのではなく同年代の人と同じように変化をしてきたことを意味する。
でも全検査の数値が伸びてたのは素直に嬉しかった。もちろん誤差の範囲程度しか変化してないこととか9歳の頃とテストの内容が違うこととかは弁えつつね。
また全部の数値が9歳の頃と比べて信頼区間内で変化したことについて、最初はまぁ妥当な数値が出たんかなーとか変化ってしやんもんなんかなーとか思った。
でも、IQも色々変化することがあるらしい。
その時その時の状態で変化することもあるとか。
僕の抑うつは多少数値を悪くすることがあるらしいけど、でも睡眠とか運動はちゃんとしていたし、やはりプラマイトントンじゃなかろうか。

IQは訓練次第で伸ばせるらしいが、今の僕に必要なのは数値に反映される認知能力を伸ばすことよりも根性とか我慢強さとかの数字に出ない非認知能力を伸ばすことの方だろう。
あとテストを完全にメタりに行くより(というか問題そのものをメタリに行くと受ける意味がないのだが)、生活習慣を改善したり日常生活の不都合を解消する中で自分の能力を上げる方が健全だよな。
テストを受けさせてくれたカウンセラーさんは、知覚推理と動作処理について落ち着いて解いていたらもう少し数値が上がっていたかもしれないと言っていた。
でも落ち着きがないのも含めて僕だろう。落ち着きの無さみたいな非認知能力の低さがIQ等の認知能力に影響を与えるのもちゃんとした結果として受け止めなくちゃならない気がする。

一番高い数値と低い数値の差はディスクレパンシー(discrepancy)という。
これが15程度から発達障害を疑うらしいが、僕のはもっと大きかった。
僕はグレーゾーンとかじゃなくて普通に発達障害だった。
9歳の頃も似たような結果だったが、そん時は健常者として頑張ることを選んで診断は出してもらわなかった。
小中高とだましだましやってきたが、大学生になってちゃんと生活とか学業とかがアウトになった。
僕のように言語理解と処理速度に差があると、頭の中で考えていることと実際の行動のラグやギャップが激しくなる。
俺って口だけやな、会議中とか授業中とかめっちゃ発言や質問するけど全然頑張れんなって思ってたことや、ネタは出まくるのにnote書くのが苦手やなって感じていたことにも検査結果を承けて納得がいった。

ぼちぼちショックだったのは意外にも僕の数値が良かったせいでカウンセラーやお医者さんから「工夫次第で良くなる、もう少し頑張れる」的なことを言われたこと。
あー頑張らなあかんのやとか、工夫足りてなかったんやなーとか思ってしまった。
まあ足りてないというよりかは、まだ現実と自分のすり合わせ、適応の過程にいるってことやんな。
今までは普通になるために頑張ってきたけど、これからは普通じゃないことを受け入れて頑張る。
精神科医の先生も発達障害持ちっぽくて、業務用の鍵やケータイは絶対無くしちゃいけないからカラビナを付けて肌身離さず持ち歩くようにしていると言っていた。
そういう僕と同種の先生にこれからも診てもらえるのはなんか心強いなと思った。
そんな感じでこれからは発達障害として頑張ってきます。
よろしくお願いします。

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