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#986 チームワークを加速させるテキストコミュニケーション 3つの極意

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も一週間がスタートしました。
11月6日月曜日です。
三連休明けだという方も多いかと思います。
私が住む静岡県浜松市も、めちゃくちゃ天気が良くて、ともすれば夏日で、半袖でもいいんじゃない?という陽気の中の三連休でした。
陽気がいいので、私が今、はまっているグリーンタイム、室内の観葉植物と屋外のお庭の時間も、ずいぶん充実したものになったなと思います。
やっぱり植物系はベストシーズンですよね。
安心してください。植物の話ではないです。

#テキストコミュニケーション

今日の放送は、Voicyさんが展開されているハッシュタグテーマにもとづいてお届けをしたいと思います。
今日のハッシュタグは、こちら。
#テキストコミュニケーション
テキストコミュニケーションときた。これが今日のテーマです。
このテーマは、私は本当にすごく大事だなと思っていまして、背景を簡単に説明すると、私が仕事をする株式会社NOKIOOという会社は、人材開発や組織開発を手掛けるんですけれども、チームがフルリモートチームなんですよね。
本社のある静岡県浜松市に在住のメンバーもいますし、例えば県内でも、この放送にも登場したリナさんのように三島在住とか、これは新幹線じゃないと移動できない距離です。そして、このチャンネル関連でいくと、毎週木曜日の質問コーナーをお届けしているなつさんは福岡在住。他にも、神戸在住のメンバーもいたり、エリアにとらわれない組織作り、チーム作りをしておりまして、そんなメンバーが一緒にチームで仕事をする、チームで成果をあげるためには、コミュニケーションって超重要で、テキストもいかにうまくコミュニケーションの基盤にするかというのは、めちゃくちゃ大事な技術が詰まっているなと思います。

チームワークを加速させる観点でのテキストコミュニケーションの極秘

なので、いったん「私たち的には」といった枕詞が付きますけれども、今日はチームワークという観点でテキストコミュニケーションを考えたいなと思います。
タイトルをつけるとしたら、「チームワークがガンガン前に進むテキストコミュニケーションの極秘」。
三つぐらいにまとめて共有させてください。

今、自分でしゃべっていても、極意とか大きく出ちゃったなと思っていますけれども、それぐらい大事なことだと思っていると受け止めていただければと思います。

背景とか意図とか相手への期待をちゃんと言葉で添える

まず一つ目は、背景とか意図とか相手への期待をちゃんと言葉で添える
これが欠かせないと思います。
両立サプリチャンネルの放送では、通常の言語コミュニケーションの中でも、背景とか意図とか相手の期待をきちんと言葉で伝えるって大事だよ。これ系の放送を何度もしてきましたけど、やっぱりテキストコミュニケーションも本当に同じだと思うんですよね。
そもそものベースとして、伝えたいことが分かりやすい。これは超大事なんですけれども、ただ、分かりやすく簡潔に書いてあるだけでは、伝わらないことってたくさんあると思うんですよ。
例えば、メッセージの受け手になって想像してみてください。
「えっ?なんで今、これなんだろう?」とか、「どういう経緯でこの話なんだろう?」「何を答えればいいんだろう?」「私にどんなリアクションを期待されているのかな?」と、判断に迷うことって結構ありませんか?
これが、コミュニケーションの生産性というか、本質を落としちゃうんですよね。
なので、相手を迷わせないとか、相手に勝手な推察を生ませない。
そのためには何が大事かというと、もちろん情報の本丸が分かりやすい。これは大事なんですけれども、そこにきちんと背景とか意図とか相手への期待をちゃんと添えて書くということが欠かせないと思います。
どういう意図でこれを書いているのか、見る人にどんなリアクションをとってほしいのか、何かに気づいてほしければ、何に気づいてほしいのか、これをちゃんと書くという感じですよね。
例えば、「知っといてください」とか、「特にこの部分に違和感がないか確認してください」とか、「ちょっとこんな懸念を感じるから、リアクションをください」とか、こんなイメージですよね。
そうすると、受け手が確実にリアクションをできる。かつ変な推察に時間を費やさなくていいのでスピーディーにリアクションができる
これが欠かせないと思いますね。
背景とか意図とか相手の期待とか、そこを考えて書いていたらすごく時間がかかるような気がするという印象を持つ事もあるかもしれないですけど、これは完全にトレーニングですね。トレーニングをしてそれをやるとめちゃくちゃ早くて、めちゃくちゃテキストコミュニケーションが上手になって、さらに相手の時間も奪わないという、こういう仕事のやり方が可能になりますので、ここはもうこういうご時世、鍛えて損はない技術だなと思っております。
ということで、極意の一つ目は、背景とか意図とか相手への期待をちゃんと添える。これが一つ目ですね。

オープンかつ然るべき場所でやり取りする

次の二つ目です。
これもめっちゃ大事だと思うんですけど、大事だから極意とか言っちゃってるんですけど、オープンかつ然るべき場所でやり取りする
これは、つい見落とされがちだと思うんですけど、めちゃくちゃ大事だと思います。
オープンかつ然る場所というのは、みんながそれを見ることができて、履歴が残り、さらに後で探さなくてもいい場所。こういうことですね。
テキストコミュニケーションって、一対一のチャット、もしくは特定の人だけが参加できるチャットグループで交わされるイメージが結構あると思うんですけど、私はこれの比重はあんまりあげないほうがいいと思います。
例えば、一対一のチャットを考えてください。
これを私はほとんど使わないんですけど、これってほぼ密室の会議室なんですよね。
そこで交わされるコミュニケーションは、自分と相手にしか見えない。
例えば、1on1の話であるとか、自分と相手しか見えない状況でやり取りする必要があることもあると思うんですけれども、基本的に業務の話は、その人しか関わっていないにしても、密室でやり取りしちゃだめだと思います。
みんなが見える場所で。
例えば、使っているグループウェアの中で、案件やテーマ別にちゃんとスレッドが立っていて、それに関連するやりとりはすべてそこに集約されている。新しいテーマが出てきたら、きちんと新しいスレッドを立てて、ここでこれに関するやり取りをするよという、こういった場所をチームみんなが知っている。そこできちんとやり取りする。
これがすごく大事だと思うんですよね。
そうすると、まず一つは、みんなが見えるじゃないですか。
直接関わってなくても、状況をなんとなく知れるんですよね。
チームの中で、今、何が動いてるのか、誰がどういった発信をしたり、誰がどういったことに取り組んでいるのか、見える。
これが、チームワーキング、お互いがお互いに関心を持ってチームで動いていくという上では、めちゃくちゃ大事だと思います。
きちんと情報が集約されれば、後で探さない
これも、自分と相手の無駄な時間をだだ流しにしないという上では欠かせないですよね。
そんな考え方からオープンかつ然る場所でやり取りする。
これが二つ目。

大事なことは10分でも話す

最後の三つ目は、大事なことは10分でも話す
テキストコミュニケーションの話ですよ。でも、テキストコミュニケーションを効果的に使おうと思うと、やっぱり大事なことは10分でも話す。
こっちのカードも、きちんと持っておくというのがすごく大事だと思います。
改めて業務上のコミュニケーションって、伝えることよりも伝わることが大事じゃないですか。
伝えるということと、伝わるということは、全然違いますよね。
伝えることよりも伝わることが大事である。
その場合は、お互いに確認しながらコミュニケーションをする
これが、伝わったという状況を作るために欠かせない時が結構あると思うんですよね。
書いてあれば伝わるってもんじゃないじゃないですか。
背景だとか期待だとか、どこにお互いに目を向け合う必要があるか、そこをちゃんと握るためには、10分でも話したほうが早いし、効果的だというケースも多々あると思いますので、その時にはお互いに機動的に動く。
これがやっぱり大事ですよね。
じゃあ、テキストはいらないじゃんと思うかもしれないですけど、違います。
ちゃんと書いた上で、プラス10分話す。もしくは、会議で話をするにしても、きちんと事前に書いておく。
これが大事だよというところなんですよね。
書いてあるから、お互いに前提を共有しながら、本当に確認が必要なポイントに絞って議論ができるとか、深められるとか、確認し合える。
これを口頭だけにしちゃうと、要は言葉の空中戦にしちゃうと、話したはずなんだけど漏れているとか、決めたはずなんだけど忘れちゃうとか、多々ありますので、話してさらに深める上で書いてある
事前にちゃんと書いてあるということがめちゃくちゃ重要だよ。その上での大事なことは、10分でも話すというまとめ方をさせていただきました。

いかがでしょうか。
これは、私たちのチームが徹底してみんなで実践し合っている三つの極意ですので、本当におすすめしたいなと思っています。

ということで、今日は『#テキストコミュニケーション』にもとづいてお届けしました。
チームワークを加速させるという観点での、テキストコミュニケーションの三つの極意。
同じことが大事だと思っていたという方がいるとうれしいなと思っております。

チームでの仕事のやり方を変えていこう。オンラインスクール「スクラ」

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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