見出し画像

映画三昧 アビス

#映画感想文

今日紹介する映画はアビス
監督はジェームズ・キャメロンで1990年のSFものだ。

この時代のSFは想像力豊かでエンターテイメント性も高く、
結構なお金をかけて制作されているだけあって、
今観てもそんなに古くさくは見えないし、
あまり深く考えずに話の流れるまま観ていると何だか面白い。

出演者もエド・ハリスくらいしか分からなかったけど
トップクラスが居ない故にストーリーに入り込みやすいと思う。


あらすじは、アメリカの原子力潜水艦が
正体不明の何かと接触し深い海底へと沈んでしまう。

なにせ原発を搭載しているのだから有事のことがあっては一大事だ。

そこで秘密裏に特殊部隊数名と、
たまたま近くで作業していた民間企業の深海作業チーム、それにプラント
設計者の女性が共同作業で潜水艦の捜索に当たることになる。

深海での潜水艇や潜水服、
プラント内部の様子など結構リアルに描かれていて
観ていて余計なガッカリ感はまったく感じなかった。

中盤から未知なる物体との接触する様子がでてくるのだが、
そこはSFだからそう来たかという感じ。

でも悪意のある未知のものではなく、美しい様子が描かれている。

いつから何のためにそこに居たのかは不明のままだ。

幾多の困難を乗り越え、生死の境を超え、最後に愛は勝つ-、
といったエンディングだけど見応えはあったと思う。

愛で未知の生命体とわかり合うなんてチープだ、
とおっしゃる方も居ると思うが、
自分はチープでも嘘臭くても愛がすべてを救ってもいいじゃないか!
と言いたい。

だってエンターテイメントだもの。

今の世の中そういう出来事は少なくなってきている。

映画もドラマもリアルすぎてで絶望的未来感しか持てないのだ。

SFだの近未来だの、
これからの映画作品に愛や希望が増えるといいなと思った。

                 おわり。。。


今日も読んでくださった方ありがとうございます。


この記事が参加している募集

映画感想文

田中もなかは読者様のサポートをパワーに執筆活動をしています!よろしくお願いします!