クトゥルフ神話の深淵を探る、狂気と疑心の探索ボードゲーム「マッドネスアワー」に挑戦しよう。この非対称協力型ゲームでは、プレイヤーたちが古びた館の中を探索し、太古の遺物を求める。しかし、その探索は決して平和ではない。謎の少女が他のプレイヤーを導き、彼女の正体を推理しながら進む必要がある。少女は人間なのか、それとも邪神の化身なのか。その答えによって、探索の結末が大きく変わる。

この館はただの建物ではない。各部屋には特定の効果が隠されており、その効果を上手く活用することで、探索が有利に進めるかもしれない。しかし、注意が必要だ。館の中には危険なアイテムや、古の支配者に仕える眷属たちが待ち構えている。彼らの目的は、探索者たちを狂気の淵に引き込むこと。

神秘的なアイテムは一見魅力的に見えるかもしれないが、手にした瞬間、その持ち主は狂気の世界に足を踏み入れることになる。禁断の魔道書や、人智を超えた存在に作られたアイテムは、強大な力を秘めているが、それと同時に危険をはらんでいる。

探索者たちの間で、疑心暗鬼が生まれることも。一瞬の不注意や、少しの疑念が大きなトラブルを引き起こすことも。誰が味方で、誰が敵か。暗闇の中、信じるものは自分自身と、仲間たちの絆のみ。

「マッドネスアワー」は、心の底に潜む狂気と疑念をテーマに、プレイヤーたちに極限の状況下での選択を迫る。その選択によって、エンディングは数多くの可能性を秘めている。クトゥルフ神話の不条理と狂気の世界を存分に味わいたいなら、このゲームは絶対のおすすめだ。