踊りを観る事も、習う事も、踊りの講義を受ける事も、それぞれの目的や価値観に合わせて参加してもらえる、間口の広いFESTAを目指した今回は、最終的に13企画を起こして現在も盛大に？開催中ですが、
この３か月ほどは会場を押さえる、ゲストの方とのスケジュール調整、告知デザインの制作、チケット販売準備、告知を永遠と繰り返しています。

確かに疲れますが、そもそも自分でやりたい事です、そしてこうやって365日生きて行きたい！という大きな欲の中で日々楽しく過ごしておりますが、
この価格設定は毎回心に細い糸の絡まりを感じながらの作業であることは確かです。

もちろん大金を稼ぎたいわけではありませんが、価格コストを回収しつつ次へ繋げて行く必要があり、今回のような短期間での多数企画の場合、一つの企画で採算を合わせなくとも・・・という強みもありますが、全体を見渡した予測と把握もなかなか大変。
心の何所かで、「あーあ。もういいや！」と言いたくなる気持ちを押さえたり、たまに言ってみたり。
これはたまらなく僕の人間を大きく広くしてくれている現象であり、今の最大の僕への報酬となっていますが。
それでも現実的な成立があってこその未来。
と言う事で、この価格と皆様の印象と、現実的コストに向き合う事になる。

今回はワークショップも多種多様。

人数を４人い限定したほぼパーソナルトレーニングは8000円、
一つのテーマに向き合う４時間ワークショップは定員を増やし4500円、
台詞と踊りに６時間向き合うワークショップは時間が長く、会場費は僕自身の労力もふまえ5500円。
など内容に関しての値段設定は僕の感覚的には良く筋が通っているのだが、
これを今回のようなＦＥＳＴＡとして連続で開催すると、一人の人間決定している価格達が、僕自身を責めてくる感覚も芽生えるのは不思議だった。