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アルコールマーカーがにじまない。カートリッジ式万年筆で描くイラストレーション

そのへんにあるもので同じクオリティで描けるようになりたいと思いつつも、描き味が良いと気分も良く、どんどん進んで行くのもたしかで、最良のドローイングのペンをずっと探している。(景品のボールペンなんかも以外に良い)

紙に引っかかるカリカリ感や曲線のシュッとした感。最近はやっぱり定番のぺんてるのhybrid、あとはユニボール シグノの0.28・0.38・0.5ばかり使っている。ノック式でキャップがないのも使い勝手が良い。
ドローイングの線画だけだとそれでいい。しかし線にマーカーやパステルで色を載せるとなると、速乾性、耐水性が非常に重要になってくる。ぺんてるのハイブリッドは乾くと耐水になるが、時間が結構かかるのと、消しゴムをかける際に乾ききっていない部分が汚れてしまうことがある。

漫画家さんたちが長年試行錯誤してたどり着き、今も現役で使われているつけペン(Gペン・丸ペン)がおそらくいちばん求めているものに近いのだろう。水彩やアクリルで着色するなら、インクをペン先につけるのと、絵の具を筆にとって塗るという作業は同じなので、より自然かもしれない。

それに比べ、色つけがマーカーなので、できたらペンもカートリッジ的なもので気軽に行いたい。となると選択肢はカートリッジ式の万年筆になる。Gペンにくらべて強弱が付けられないが、カリカリ感は気持ちが良い。速乾性も耐水性も高い。マーカーがにじまない。

写真はカートリッジ式万年筆、パイロット(黒・銀)、ラミー(青)のインク詰め替え試し書き。マーカーが全くにじまないのはすばらしい。筆ペン風に気に入って良く使っている、ユニAIRとユニAIRマイクロはマーカーがにじんで汚れてしまってダメだった。着色後の線の補強には良いかもしれない。
セーラーの極黒インクが良いらしい。試してみようと思っている。


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