《令和6年3月21日(木)》

人間誰でも幸せで薔薇色の人生を送りたいと願うものです。できれば心配事や苦労の無い人生を送れたら幸せですね。しかし現実的には、たくさんの荒波に揉まれながらも必死で生きていくのが人生です。それを勇気を持って乗り越えていくのか、不幸だとマイナスに捉えるかで、人生は大きく展開が変わるものです。ドイツの哲学者、アルトゥル•ショーペンハウアーは次のように言っています。

｢船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。
一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、だれにも必要である｣

人生ではたくさんの心配事や苦労を経験します。しかしそれば、幸せになるための学びと捉えたいものです。苦労をして痛みを知るからこそ、人の痛みを理解することができます。貧乏を経験し、お腹を空かせるからこそ、食べ物の有り難みがわかるのです。何不自由なく生活することが幸せだと思うでしょうが、その幸せを掴むためには、不自由を経験し、感謝の気持ちを持つことが必要不可欠なのです。心配事や苦労に直面したら、それを不幸と捉えるのではなく、幸せになるための学びと捉えて、前向きに生きていきましょう。

今日も読んでくれてありがとう！今日も皆さんに、たくさんの幸運が、訪れますように！