《令和6年4月20日(土)》

人間の能力とは、想像を遥かに超える可能性を持っているものです。ナポレオンは「わが辞書に不可能という文字は無い！」…と言いましたが、それは人間の計り知れない可能性を示す言葉です。人間は人生の中において、何度かそういう可能性を実感をすることがあるものです。皆さんも、すること為すこと全てが上手くいく経験をした人も多いと思います。しかしそういう時ほど、気を引き締めなくてはいけませんね。米国の女性作家、ユードラ・ウェルティは次のように言っています。

「すべてを知りつくしたなんて決して思わないことよ」

人間の可能性は計り知れないものがあります。どんな道でもエリートと呼ばれる人達は、培った能力をフルに発揮するとともに、幸運も味方につけてどんどん実績を上げていきます。しかしそこで、そのまま実績を上げていく人と、一気にどん底に落ちる人に分かれることがあります。

それはその道を知れば知るほど見えてくる、奥深さや怖さを実感できるのか、それを感じることができずに、自分は頂上に上り詰めたと勘違いするかの違いなのだと思うのです。東郷平八郎元帥は日露戦争後の連合艦隊解散式において、将兵達に「勝って兜の緒を締めよ」と語り掛けました。人間の可能性は計り知れないものである反面、その道の奥義は遥か先にあることが真理だからです。

今日も読んでくれてありがとう！今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように！