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【目印を見つけるノート】1190. 『Player』誌休刊に、自分の原点を手繰る

きのうちょこっと書いたのですけれど、『Player』誌休刊のニュースを見ました。

そこで、個人的な『Player』誌の記憶を辿ってみようと思います。画像もないですし、ちょっと分かりづらいかもしれませんが、ご笑納くださると幸いです。

なお、本当に自分の記憶でしかありませんので、取り違えている場合もあるかと思います。ご容赦ください。ご指摘いただければ訂正します。

実のところ、
結構まだらに買っていたし、今は手元にないのが大半ですのできっちり覚えているわけではないのですが、1981年辺りが最初だったかなと記憶しています。3月30日号のエリック・クラプトンさんが表紙の号(no.174)ですね。3大ギタリストの人となりを知りたかったのでしょうか。
この頃彼は『いとしのレイラ』のもとになったパティ・ボイドさんと結婚していて、インタビューでも一言語っていたと思います。
次が5月30日号(no.178)ですが、残念ながら中身はほとんど覚えていません。この頃は月2回刊だったのですよね、すごいな。

わずかに覚えているのは、9月15日号(no.185)ですね。AC/DCのアンガス・ヤングさんが表紙。なぜ覚えているかというと、Phewさんのインタビューを読んだ記憶があるのです。それまで知らなかったアーティストでしたので、新鮮な気持ちで見ていたようです。

後年は、好きなアーティストで拾うようになりましたが、この頃はツェッペリン以外に飛び抜けた興味がなく、平たくいえば前提の知識がほとんどない状態でしたので、知らない人ばかりでした。さすがに表紙のアンガスさんは日の出の勢いでしたので知っていましたが、AC/DCを熱心に聞いていたわけでもない。音楽雑誌で覚えようかなという安直な発想で買ってみたわけです。

中2病っていうんでしょうか(あえての表記)。

面白いなと思いました。
アーティストの取り上げ方もファン目線や憧れのアイドル扱いではなく、演奏する人としてのそれです。新しい楽器の紹介やプロのちょっとしたレッスン記事、広告も楽器やスタジオだったり、演奏する人が想定読者でした。吾妻光良さんの連載がとても好きでしたね👍 そういえば、よく見ていたのは「メンバー募集欄」でした。メン募は他の雑誌にもありましたが『Player』は量も圧倒的に多かったし、プロ志向が本流だったように思います。

ちょっと大人の世界でもありました。
あ、何度か書いた『Les Paul』さん本は『Player』の別冊だったのですね👀‼️これも1981年の刊行のようです。

1981年ではもう1冊、10月15日号(no.187)もかすかに。マイケル・シェンカーさんが表紙です。本当にかすかで申し訳ないのですが、ニール・ショーンさん(ジャーニー)のギターがたくさん出ていたように記憶しています。レスポールだったか……それしか覚えていない😭

もう少しよく覚えているのが1982年3月号(no.193)ですね。スティーヴ・ルカサーさんが表紙の号です。ここには先日本稿で書いたランディ・ローズさん(オジー・オズボーンさんと組んでいた)のインタビューが載っています。多分この号ではなかったかと……。ランディさんが飛行機事故で亡くなったのが3月ですので、うー😢😢😢今となっては残念としかいいようがありません。

この号では、キンクスのレイ・デイヴィスさんとプリテンダーズも出ていました。ちょうどレイさんとプリテンダーズのクリッシー・ハインドさんがパートナーになった頃で、レイさんが馴れ初めを語っていた……かもしれません。

クリッシーさんからプリテンダーズのレコード(テープだったかな🤔)と『KISS XXXX』というようなメッセージが届いたのがきっかけということでした。キンクスの『Stop your sobbing』をカヴァーした盤だったのでしょう。
私も好きなアーティストに『KISS XXXX』とやってみようかと思いましたが、未だにやる機会がありません。カヴァーした音源を渡せるぐらいで、かつ魅力がないとやっぱり厳しいかもしれません。

もとい、
私ってば、そういうところしか覚えてないじゃん😡 スティーヴ・ルカサーさんは覚えとらんのかい?と自分に突っ込むしかありませんが、やはり「中2の魂百まで」といいますか、表紙を見ただけで記憶が多少なりとも甦るのです。記憶の中身はともかくとして、それだけインパクトがあったということ。

もう少し原体験を感動的に語れたらいいのですけれど、かたじけない🙍

かなり飛んで、最近では2018年12月号(no.635)の『ジミヘン解体新書』の号を特に念入りに読みました。ジミさんのアルバムを手がけたレコーディング・エンジニア、エディ・クレイマーさんのインタビューも面白かったし、ミュージシャンが語るジミヘンもたいへん興味深かったです。
少しは演奏する人のことに興味を持てるようになったのだと思いたい……。

不出来な読者でたいへん恐縮です。
またじきに書店でお目にかかることを願っています。
自分の大事な原点のひとつとなった雑誌です。
本当にありがとうございます。

それでは、何の曲にしようかな。
結局、エディ・クレイマーさんに最初に驚かされたこの曲を。
Led Zeppelin『Whole Lotta Love』

この曲はレコードで、ステレオで聴かなければその真価が分からない曲ではないでしょうか(多分)。1番目が終わった後のエフェクト音の部分、音が右から左、左から右へと移動していって、頭をぐりんぐりんとされる感覚はかなり強烈でした。そこから余分な空気を削ぎ落とすように、イコライザのかかった(かかっていますよね)ギターソロに転換すると目が覚めたような気分になり、ドラムの一撃で元に戻る。
「いったい、どうやって左から右に動かしているのだろう」と中学生は思ったものでした。

たいへん有名な曲です。あのエフェクト部分も含めジミー・ペイジさんが主に作られたということですが、エンジニアのエディさんの技もすごいという例でした。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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