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【目印を見つけるノート】222. 賭けごとには文化的な視点もあるように思います

2が3つ並びました🎉
しかも1が4つ並ぶ日👏
11:11に更新できるかな。
ゾロ目は好きです。

賭ける系のことはもう長くしていないですね。
射手座なので馬はことのほか好きですけれど、さきに書いた通りクジ運は持っていない(苦笑)。お金や欲がかかっていなければ、シンクロニシティはわりとあるようですが。

もう、パドック(馬を下見する場所)だけひたすら見ているのは寒い季節になりました。
パドックに限らず、ダメですよ。寒いところに装備なくずっといたら、ね😔

えーと、中央競馬のパドックだと派手でテレビ中継っぽいので、パドックの原点を感じるばんえい競馬の動画を。ここはそりを引く馬のレース場で日本に1カ所、帯広(十勝)にしかありません。

私はばんえいには行ったことはありませんが、7年前かな……福山(競馬)に所属していた三村展久騎手が大井に移籍したときに行ったのが最後です。
福山競馬場ももうなくなって7年経つのですね……って、福山競馬場にも行ったことはないのですが、小説を書いた絡みで登場人物とほぼ同じ出身・同じ苗字の方の馬券を買ったのです。

書かせていただいた、ささやかな、遠巻きな、個人的な恩返しです。

戦国時代の備中の三村さんは、水野勝成の恩人なのです。


⚫賭け事のまわりにある風景

賭け事はしないのですが、それを取り巻く風景は嫌いではないです。

宮本輝さんの小説『優駿』のように、馬を育てる人びとの希望を描いているのはいいなと思います。賭けの道具ではなくて、人の、馬の一生として描いている。

田中誠さんによる競輪選手が主人公の漫画『ギャンブルレーサー』も読んでいました。観客の罵声に言い返せるレーサー、素敵です。ボンヤリした弟子がメキメキと頭角を現してトップレーサーに駆け登る姿も爽快でした。

ドラマがあるのです。

すごく小さい頃はぼんやりと、競馬中継に寺山修司さんが出ていたような記憶もあります。寺山さんの競馬好きは有名ですけれど、勝馬投票券を当てることが目的ではなかったように思います。
ああ、あの方も射手座でした。

美輪明宏さんに怒られそうですけれど、寺山さんが遺されたもの、それぞれしっくり来るのです。取り繕うような虚がまったくない。
感性というと偉そうですので、ファンということにしておいてください。

川崎競馬の厩舎のそばをよく通ります。
馬の匂いがして、私はちょっと旅をしている気分になります。北海道の某ファームとか、長野の馬を飼育している牧場を思い出すのです。さすがに行ったことのない、ロンシャン競馬場(フランス)までは思い出せませんが。

騎手の方のお話が聞きたくて、柴田善臣(よしとみ)さんの講演会に行ったこともあります。最後の直線コースに入ると息を止めてしまうとか、目から鱗のお話ばかりでした。質問して気さくにお答えいただきました。何を質問したんだっけ……馬との相性とか性格のことだったと思います。

このことを語り始めると自分でストップをかけなければなりませんが、勝った負けたの話はほとんどなくて、風景や人のことばかり。

勝って後悔した話は小説で登場人物に語ってもらいました。サイレンススズカのあれです。生活苦と大穴狙いを除いて(強調)、私の気持ちも書いた通りです😢

https://www.alphapolis.co.jp/novel/793313132/718169096/episode/1238932
(馬のかぶりものおじさんのくだりです)

とても人間らしい世界だと思います。

今は電子投票が普通ですので、こういった風景を感じられることも減りました。過去のデータと番号だけで済んでしまうことも多いのかもしれません。それですと、いわゆる「バタくさい」雰囲気がなくていいのかもしれませんが、人間のおもしろさ、かなしさを見ることも減るように思います。

これもひとつの文化だと、私は思っています。
豪快な女性だと思われてしまうかしら。
でも、新橋遊吉さんの小説(競馬テーマが多い)に出てくる女性は控えめで艶っぽい人が多いです。
勉強になります😌

⚫お籠りクラフトとばら

きょうは濃いグリーンのウッドビーズとレッドアゲート?ジャスパー?を合わせたイヤリングです。冬はやはり、マットで落ち着きのある色味の素材がしっくりきますね。

アゲートは比較的どこでも取れる石ですが、「瑪瑙」(めのう)というのです。馬が入っているのであやかってみました。石もどことなく、馬を思わせます。

ばらさん、今日もありがとう。

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

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