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ビジネスモデル思考で「価値」の知識を深掘りする

Xデザイン学校に通学する過程で、UXリサーチの部分で知識不足を感じて、先月の終わりあたりから猛烈に本を読みまくっています。

どこで見たのかすっかり忘れてしまったのですが「知識ど真ん中ではなくで、その周辺の本をたくさん読むといいよ」という助言をうけて、時間があるときにこれを実践しています

今は知識ど真ん中or新しい本を中心に購入していて、関連事例については図書館をフル活用していています。今回はちょっと古い本なのですが、こちらを図書館で借りて読破しています。

Xデザイン学校でも、リサーチの項目で“イノベーション”についてたくさん時間を割いていたので、古いところでも事例がたくさん読めればなと、借りてきました。

既存ビジネスのバイアスを破って、新しい価値創造の機会に気づく

この項目のお話がけっこう面白かったです。

モノを介して顧客を見るんじゃなくて、顧客の側から体験を見よう!」というお話。

本には事例もかいてあったのですが、そのまま引用するのもどうかな?と思ったので、本に書いてある話を実際に自分の体験に置き換えてみました。

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私はスマホのアプリから品物を選ぶと、翌週の食事を宅配してくれるサービスを利用しています。発注がない週は自動的にキャンセルとなり、利用したい週だけ注文できる手頃さが魅力です。

そんな食事宅配サービスですが、スマホのアプリ(モノ)にフォーカスして顧客と繋がろうとするとどうでしょう。
品揃えやレシピなどの『情報の豊富さ』が気になってくるかもしれません。

でも、実際の顧客の体験にフォーカスしていってみるとどうでしょう。
予定が詰まって忙しく、買い出しもレシピの検討も野菜を切るのもしたくない……そういった『疲れ切って何もしたくないとき』に宅配サービスを使っていたりします

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これを書きながら、以前Xデザイン学校の授業で伊賀先生がお話をされていた内容を思い出しました。

「同業とのシェア争いだ!」と思っていると、そこにゲームチェンジが容易に起きる。「ぜんぜん違う相手と戦っていかなければいけない」という状況になってしまう。
だからモノ中心の味方には限界がある。人を中心にみていく時代になってきた。

モノではなく体験のところにフォーカスする時代だということですね。

忘れないようにアウトプットしてみました。

イノベーションの事例は「エッセンス」を抽出してモノにする

この本には様々なイノベーションの事例が掲載されていますが、大事なポイントは『事例のエッセンスだけ抽出すると』とのこと。

そのエッセンスを抽出するときも「Why?」の問いをもって、抽出していきましょうというようなことでした。

「エッセンス」を抽出してモノにするという言葉が、今後の学びのヒントになりそうなワードなので、書き留めておきます。

技術革新からイノベーションまでは時間がかかる

この本のなかで「技術革新からイノベーションまでは時間がかかるんだ」という説明がありました。

「あれまてよ、その話って以前Xデザイン学校で聞いた話だな」と思い、講義のメモを見返しました。

そうしたらやはり講義のなかでも「技術が生まれてからそれがイノベーションになるまで、長い時間がかかるんだ」というお話をされていました。

面発光レーザーを発明した、が活用されるまで40年(日の目を見るまで)。
応用技術が大事。
基礎技術が優れていても、どんなシーンでどうやって使うのかがなければ、技術は生かされない。
対象を理解するには一歩踏み出すことが大事

Xデザイン学校の第2回講座で聞いていた話でした。下記の記事のなかでは漏れていた部分ですね。

Unlearnが大事だね

直接は本には書かれていなかったのですが“いつもの常識を捨てて新しく学ぶ=Unlearn”の姿勢は、ビジネスモデル思考においても大事だよね、というようなことを読み進めていくうちに強く感じました。

新しくなにかを生み出すには「Unlearn」なんだなと再び実感しました。

そういえばnoteも執筆すればするほど、過去の自分に「あのときはそう思ったけど、学びを進めていった今は違った見解ももっている」というところが出てきたりします。

アウトプットしないと学びを捨てることすらもできないので、失敗を恐れずに続けていこうかなと思うことができました。

学んだことを深掘りするには、読書による肉付けが有効だ

最近はこのように読書で知識を深める活動をしていますが、改めて講義などで聞いてわからなかったことに関して、そのことに書かれている専門書を流し見でもいいからダーっと読んでみることをお勧めします

本を読んでいるうちに「あっ、これがそこと繋がるのか!」「これはこういうことだったのか!」という知識の肉付けができるからです。

それを再びアウトプットすることで見えてくることも多いです。
駆け足でしたが、本日はこのあたりで!

今後もUX関連の記事をUPしていきます!
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