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【AWS】 AMIとEIPの解説

Amazon Machine Image(AMI)は、EC2インスタンスを起動するためのテンプレートとして機能し、OS(オペレーティングシステム)、アプリケーションサーバー、アプリケーション、およびその他のアプリケーション構成要素を含む仮想サーバーのスナップショットを提供する。


AMIの作成

EC2インスタンスからAMIを作成するとき、実際にはインスタンスが接続されているEBSボリュームのスナップショットが作成されます。そして、そのスナップショット情報とともにインスタンスの設定情報がAMIとして保存されます。


EBSスナップショットの取得

EC2インスタンスがEBSボリュームに保存されている場合、EBSボリュームのスナップショットを取ることができます。スナップショットは差分ベースで保存されるため、初回のスナップショットの後は変更のみがキャプチャされることになります。
BSスナップショットの取得は自動的には行われず、ユーザーが明示的にAWS Management Console、AWS CLI、AWS SDKなどのツールを使用してスナップショットを取得する必要がある。


時間の節約

事前にEBSスナップショットを撮っておくと、AMIを作成する際の実際のスナップショット取得時間が節約されます。


Elastic IP(EIP)

Amazon Web Services(AWS)の仮想クラウド環境で使用される静的なIPv4アドレスです。これは、インターネットからの直接アクセスが必要なリソース、特にAmazon EC2インスタンスやELBなどに割り当てることができます。ただし、AWSリージョンに固有であるため、リージョン間での移動はできない。(同じリージョン内では移動できる)
通常のEC2インスタンスのパブリックIPアドレスは、インスタンスの停止や終了時に変更される可能性がある(再起動では変更されない)が、EIPは明示的にリリースするまで保持される。

IPの利用には注意点もあり、各AWSアカウントで無料で利用できるEIPの数を超えて利用する場合や、割り当てられているものが使用されていないEIPには追加料金が発生する。
数に限りのあるEIPをしていないとリソースの無駄と判断され、ペナルティ的な意味で使用料金が発生すると考えられる。


パブリックIPアドレス

新しいEC2インスタンスを起動する際、そのインスタンスには動的なパブリックIPアドレスがデフォルトで自動的に割り当てられます。この動的パブリックIPアドレスは、インスタンスを停止または終了すると解放され、再起動時には新しいアドレスが割り当てられる。


相互変換について

EIPとパブリックIPアドレスは「相互に変換」することはできないが、EC2インスタンスのパブリックIPアドレスをEIPに「変更」することはできる。
具体的には、EC2インスタンスのパブリックIPアドレスを解放し、代わりにEIPを関連付ける操作を行うことで、インスタンスの外部からのアクセスアドレスをEIPに変更することができる。
逆に、EIPをインスタンスから解放して動的パブリックIPアドレスを使用することも可能。

EIPと動的パブリックIPアドレスは互いに「変換」することはできませんが、EC2インスタンスに関連付けるアドレスを変更することはできる。
この操作は、AWS Management ConsoleやAWS CLI、SDKを使用して行うことができる。













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