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一旦スピリチュアル から離れる

私は子供の頃からスピリチュアル な世界が大好きだ。

幼稚園の頃から何故生まれたのか、何故生きているのか、生まれる前の記憶を思い出せないのは何故なのか、みんな顔や身体が違うのは何故なのか等ばかり考えていた。

スピリチュアル な部分は人間の本質だ。
個人的にはスピリチュアル な考えや、視点は生きていく上で大切にしているし、今後も理解を深めていこうと思っている。

スピリチュアル がうさんくさいという人からすれば変な宗教だと思われているだろう。
実際うさんくさい人は多いのは間違いないが。

私自身、20代中盤頃は脳内はスピリチュアル 一色だった。現実よりもスピリチュアル が比重を締めていた。

この時が自分の人生で一番上手くいっている感覚がなかった時期だ。

つまり、スピリチュアル は現実の世界でうまくいっている人にとってはあまり深く考えない領域なんだと思う。

というか人生うまくいって何の悩みもなければスピリチュアル な事柄について考えようとも思わない。

実際、私も人生うまくいってるなという感覚のある時期はスピリチュアル について考える時間は大幅に減る。

いじわるな言い方をすれば現実がうまくいかない時はスピリチュアル に逃げるのだ。

うまくいかない時期にスピリチュアル を学び、それを活かし現実にぶつかるならスピリチュアル はとても有意義なものだ。

しかし、そのまま現実世界を疎かにしスピリチュアル にどっぷり浸かったままだと逃げの為にスピリチュアル を利用していると思われても仕方ない。

お金を稼ぐにしても、金運をあげる為に何かをしたり方角がどうだこうだするよりも実際にアルバイトでもなんでもした方が確実にお金を稼ぐことができる。
というか、本当に家賃が払えない携帯代が払えない生活出来ないというところまで追い込まれれば金運がどうだ方角がどうだ住む場所がどうだ言ってられない。そんな余裕はない。

とにかくお金を稼ぐ為に働くはずだ。
行動するはずだ。
この世は行動の星だ。

未来には思ったことが現実化するスピードは早まり困ることはなくなっていくと思っているが、現時点での地球はあくまで行動すること、経験することがメインの星だ。

スピリチュアル に傾いている自覚のある人で現実世界を疎かにしている人は一旦はスピリチュアル を離れ、この現実世界でしっかりと地に足をつけ目の前のことを大切にする意識を持ってみることが必要ではないかと思う。

私も20代の経験からこのことを強く感じる。
私にとって必要な経験だったのは間違いないが大切な若い時期に現実を疎かにしてしまったことはもったいなかったと感じる部分も正直ある。

しかし、時間は戻らない。
今までの経験や後悔から学び今に活かしていくしかない。

前世を知ったところで何の意味もない。
来世に期待したって今世不幸せならば何の意味もない。
必要なのは今幸せであるということだ。

生まれ変わりがあろうがなかろうが今の体、今の顔、今の環境、今の自分として生きるのは今世が最後だ。
今の自分を最大限に活かし、幸せにすることが出来るのは自分しかいない。

一度しかない今世を最高なものにする為に、あえて一定期間スピリチュアル から離れ、行動し経験し、さまざまな感情を感じ、チャレンジし現実に真正面からぶつかる。

それらが結果としてスピリチュアル な生き方となる。


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