見出し画像

毒親と呼ばれる親たち_1

私が育つ段階で、愛着に大きな傷ができている話に前の記事で少し触れましたが
その原因となった『育ち』
私の両親は鬼のような人間なのか。。毒を撒き散らすような人間なのか。。。というお話です。


結論から言うと『No』です。
でも親の子育てで私は深く傷つき癒えない傷を心に抱えている。『Yes』です。

どう言うことかと言うと
『親は完璧な大人ではなく』
『親は親で一生懸命に私を育てていた』と言うことなんですよね。
少し混乱するかもしれませんが
『良かれと思って傷つけている』状態です

過干渉や条件付きの愛といえばわかりやすいですかね。

〇〇できたらいい子。〇〇できないなら悪い子。
自分の気持ちを口にすれば親に逆らう子。
心配だから〇〇するな。
親の言うことを聞いてればいい。

このような全てが親の物差し、親の価値観、
親の都合で自分という心を育てる隙がないと
子どもとしては常に不安です。
だって人の期待に全て完璧に応え続けるなんて
不可能なんですから。。

でも親に愛されたい。大切にされたい
その一心で子どもは親の理想とする自分になれるように努力するでしょう。。苦しいですね。

でも親も子どもを立派に育てなくてはと
必死なんだと思います。
立派な大人に!
立派な人間に!
その思いが子どもの心を潰しているなんて夢にも思わずに懸命な子育てをしているんだと思います

そこに足りてないものがわかりますか?
本当些細で簡単なのに毒親と呼ばれる人たちができないこと。。



答えは。。
『あなたはどうしたい?』
『あなたはどう思う?』
っていう子どもへの気持ちです。

毒親と呼ばれる人たちは常に自分サイドの気持ちしか存在しないから
子どもの気持ちを置き去りにしてしまうんです

これは心の境界線の話なのでまた後日話しますね。


子育ては約20年その中で小さな少年少女時代は10数年でしょうか。。。
365日、10数年、
自分がどう思うか聞いてもらえない
自分の気持ちが届かない日々を送っていれば
まぁ生きづらさを抱えて苦しむのも
ある意味、当然という感じが私はします。

これはもう知ってる人もいるかもしれませんが
毒親と呼ばれる親たちも
またその子ども時代には同じように自分を認められずに、大人の言うことを聞きながら
大人が正義と思いながら同じように育っていたんですよね。

だからと言って私がされたこと。
生きづらさを抱えるアダルチチルドレンが救われるわけでもないし
その心の中の深い傷がなくなるわけではないんですけど
仕方がなかった。。。と理解するところに
今私は立ってると思います。

『あなたはどうしたい?』
『あなたはどう思う?』
『あなたは今、どんな気持ち?』と言う
親からもらいたかった共感の気持ちや尊重の気持ちは、大人になった私が、私に向かってかけています。
365日、自分自身に優しい言葉をかけるようにしてます。

起きたことを無かったことにはできないし
心の傷は本物です。

だからこそ、今、今日これから
私が私を大切にする。
そう思いながら、私は懸命に生きてます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?