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綿矢りさ『蹴りたい背中』は私小説なのか?

綿矢りさの『蹴りたい背中』を読んだ。みずみずしい女子高生の青春を描いたものだ。これは等身大の自分でなければ描けない小説だ。

日本には太宰治以来私小説というジャンルがある。実体験をそのまま描いたようなスタイルだ。

綿矢りさの『蹴りたい背中』は私小説の範疇に入るのだろうか?

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