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「マルサの女」 本多俊之 ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第307曲

<タイトル>

マルサの女

<アーティスト>

本多俊之

<解説>

伊丹十三監督の代表作のひとつである映画「マルサの女」のメインテーマおよび劇伴音楽です。

現在は音楽アプリでもサウンドトラックが配信されており、動画サイトにも公式音源が存在するようです。

本多俊之さんは作曲家のほか、サクソフォーン奏者やアレンジャー、プロデューサーや俳優など多彩な顔を持ち、まさにマルチクリエーターという印象です。

やはりメインテーマが有名であり、テレビ番組などでもBGMとして使用されることがあります。

80年代の東京の街並みを想像するような、独特のフレーズが興味深いです。

5拍子という特殊なリズムの上に、サクソフォーンの特徴的なメロディが乗っかってくるところがゾクゾクします。

どこか怪しげな雰囲気が面白いですね。

この時代の音楽の特徴のひとつとして、伴奏にシンセサイザーが使用されているところも、素敵な味つけになっていると思います。

自分と年代の近い方にとり、当時を思い出して懐かしくなるのではないでしょうか。

聴いていると主演の宮本信子さんのお顔がよぎり、なんだかほっこりとしてしまいます。

現代の生活に息が詰まったときなど、取り出したくなる一曲です。



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