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なかなか塩分制限できない人へ。まずは何から取り組んだらいいのか?

厚生労働省が生活習慣病の予防を目的に設定している塩分摂取量の目標量は、1日平均男性7.5g未満、女性6.5g未満となっていますが、高血圧があったり、他にも病気をかかえているような方では、3~6gの制限となっています。

この場合、まずは塩分を控えた食事にしましょう!となると思います。

塩分を減らすと当然薄味で物足りなくなります。

入院したりして病院食に慣れると通常の味覚に戻る場合もありますが、普通に生活していて「自分の塩を感じる味覚は正常か?」わかりますか?

薬局に来られて、『血圧のコントロールが不十分な方』や『血圧の薬が増えた方』に「塩分気をつけていますか?」と聞いても、「あまり塩辛いものは食べてないんだけどねー」って言います。

もしかしたら、嘘ではなくその方にとっては塩辛く感じていないだけなのかもしれません。

今回は、塩分を認識して、自分の塩味感覚は正常かどうかを確認する方法について書いていきます。

塩はどれだけ含まれているのか?

まずは

 7g、8gはどれくらいの塩の量なのか?

 いつも食べている食事に含まれている塩の量はどれくらいなのか?

を視覚的に確認することで、「こんなに塩分が含まれているのか!」、「塩の量がこれくらいの量でこのg数なんだな」と自覚することが大切です。

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こういった形で試験管の中の塩を眺めることで、その感覚も多少つかめるのではないでしょうか?

パラパラとかけてもしょっぱいのに、結構な量の塩が詰まってますよね😳

塩味感覚を確認する方法は?

自分の塩味感覚を確認する方法として、専門的な医療分野で使われているものとしては『ソルセイブ』があります。

これは、無味~0.6%,0.8%,1.0%,1.2%,1.4%~1.6%までの塩分濃度に設定された濾紙(ろし)を舌にのせて、どの段階で味の違い(無味、甘い、しょっぱい、すっぱい、苦いなど)を感じるかどうかで判定します。

■ 0.6~0.8%で塩味を感じた人
 薄味に慣れている人

■ 1.0~1.2%で塩味を感じた人
 やや濃い味になれている

■ 1.4~1.6%で塩味を感じた人
 かなり濃い味に慣れてしまっている

薄い味から徐々にあげていきますが、実際にやってみると全部終わっても「塩辛く感じませんでした」という強者もいるんです。

なかなか個人でこれを購入して行うのは難しいですが、全国の病院の医師、管理栄養士は、これを使った取り組みを行っている方も多いので、かかる病院によっては体験できるかもしれません。

もっと手軽に塩味を試すには?

これを飲んでみて「薄い」と感じる人は、日頃から濃い味になれている可能性があります。

プレゼンテーション1

試してみてください!

さいごに

結局何がいいたいか?というと、

・醤油はかけるよりもつけて食べる方がいい
・香味野菜や香辛料、酸味で味にアクセントをつける
・だしを多めにとる
・カリウムを多くとる

など、他にもいろいろ塩分制限で気をつける食事のことは沢山あると思いますが、まずは『自分の味の感覚を確かめる』ことが何より大切だということです!

自分が濃い味付けに慣れてしまっているということを自覚することからはじめてみましょう😊

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