見出し画像

【開催レポート】目的のない読書会 (えぬ会) 第11回 2023年6月16日(金)

金曜日は夜のお愉しみ。
第11回えぬ会(目的のない読書会)が開催されました。

今回は主催者含め5名が参加。
『このミステリーがすごい!』大賞受賞作をはじめ、ミステリーが3作品を占めました。

本の紹介

紹介された本は以下の5冊。

南原詠『特許破りの女王 弁理士・大鳳未来』(2022年、宝島社)
瀬地山角『炎上CMでよみとくジェンダー論』(2020年、光文社新書)
小西マサテル『名探偵のままでいて』(2023年、宝島社)
開高健『破れた繭―耳の物語』(1989年、新潮文庫)
城平京『虚構推理』(2019年、講談社タイガ)

トップバッターはファシリテーターの十一里あるくさん。
前回紹介された本から1冊を選び、紹介するのが恒例です。

あるくさん紹介の本は『特許破りの女王 弁理士・大鳳未来』。前回、この本を2名の方が紹介するハプニングが起きました。
特許やぶり、というタイトルですが難しいことはなく読みやすい作品。「特許という棒を振り回すおじさん」に主人公が「特許ドロップキック」をお見舞いする人情噺、という解釈が面白いです。

初参加の方が紹介されたのは『名探偵のままでいて』
『このミステリーがすごい!』2023年の大賞受賞作品です。
認知症の祖父が時折みせる、昔、切れ者だったころの面影が印象的な作品だそうです。

最後に紹介されたのは『虚構推理』
アニメ、コミックの展開もある人気ミステリーノベルス。幼い時に神に見初められ、妖怪と人間を取り持つ存在となった少女が主人公です。虚構のストーリーを構築することで、人間と妖怪の秩序を守る新感覚ミステリーです。

次回開催予定

2023年7月21日(金) 19時20分~21時
水野ゼミの本屋
詳しくはこちら

過去の開催レポ

第10回の開催レポートはこちら
第9回の開催レポートはこちら
第8回の開催レポートはこちら
第7回の開催レポートはこちら
第6回の開催レポートはこちら
第5回の開催レポートはこちら
第4回の開催レポートはこちら
第3回の開催レポートはこちら
第2回の開催レポートはこちら
第1回の開催レポートはこちら

文責  (青)
以上


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?