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共鳴*一日また一日忌中の梅ふふむ

一日また一日忌中の梅ふふむ 岡田 耕
    お身内のご不幸に心よりお悔やみを申し上げる。
    通夜と葬儀そしてその後の種々の手続きなどの慌ただしさに紛れてしばし大事な人を喪った悲しみを忘れていたが、静かな時間が戻って来るとしみじみとその悲しさが湧いて来る。
    故人との思い出が後から後から思い出される。
    そんな作者の思いに寄り添いながら、季節は一日ごとに春の気配を増してくる。
    作者も庭の梅の木の蕾を感じられるようになった。
    梅ふふむが妙。
(馬齢)

あひる句会会報 令和六年一月号

☆「一日」は「ひとひ」と読みます。それでは「ふふむ」って何? NOMAD さんからのお便りです。

(岡田 耕)


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