娘の保育園では、年長さんが毎年全員でページェント（聖夜劇）を演じる。
いよいよ次の年が出演となる年中さんの年のこと。
保護者は、わが子が来年一体何の役になるのか気になるところ。

どの役でもしっかり果たしてくれればそれでよいと考えつつも、天使や羊飼いは数人でセリフを分け合うし、女の子だからやっぱり一人役のマリア様が花形でいいかな、博士もかっこいいし・・・などとあれこれ思ったりするのが親心。

それとなく娘に希望を聞いてみたら、
「ヨセフは〇〇くんで、マリア様は〇〇ちゃんなの。」
「私？わたしはねえ、宿屋をやりたい。だって、覚えるセリフが少なくて面倒臭くなくていいし。それに、（ヨセフとマリアの宿泊依頼を満室を理由に）断るだけでいいから。」
とのこと。

親は口出ししないのがよさそうだ。

聖夜劇六歳にして身籠れる　　　耕

☆聖夜劇の物語のあらすじは、以下の記事に句とともに連載しています。