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日本人材マネジメント協会(JSHRM) 第87回 人事制度研究会のご案内

日本人材マネジメント協会 人事制度研究会では、人事制度(等級制度、報酬制度、評価制度)の構築や運用、管理職評価スキルなどの人事評価制度領域をはじめ、キャリア、人材育成、組織マネジメントなど関連する領域もターゲットとしております。

メンバー発表によるケース演習、ゲストスピーカー講演、意見交換(相互コミュニケーション)等を通じてこうした領域についての知見を深めています。

第87回人事制度研究会は以下の日時にて行います。

■2022年11月24日(木)18:30~20:00

■会 場:Zoom(ズーム)を利用したリモート開催です。

参加お申込み頂いたみなさまには別途当日のZoom(ズーム)アクセス先をご連絡致します。

■内 容:

主催者・ファシリテーター:岡田英之さん(JSHRM執行役員・人事制度研究会主催)

テーマ:日本人の美徳?「勤勉」意識を探究する

~「軸思考」、「拓く場」というキーワードを手がかりに~

 「日本人は、根本が真面目だから」「日本人は、元来勤勉だから」。過重労働や残業、長時間労働についての議論をしていると耳にするのが、こうした日本人元来の特質と今の日本人の仕事の仕方を結びつける見解です。「勤勉さ、愚直さといった日本人の強みを活かして・・・」などとポジティブに言及される場合もあります。しかし、こうした言説は事実なのでしょうか。仮に正しいのであれば、残業是正をいくら呼びかけても、「長く働いたほうが日本人の性質に適している」という話になってしまいかねません。

 一方で、2021年日本生産性本部の調査では、自己啓発的な学びを実際に行っている者の割合は 15~20%前後で推移し、自己啓発的学びに興味がない者の割合は、5割以上というデータが存在します。リスキリング、リカレントという言葉に象徴されるように、各企業は大人の学び直しの機会創出に積極的ですが、個人の興味関心は今一つのようです。

 日本人の勤勉さは、職務に忠実で勤勉であるが故に失われた30を招き、生産性低下の原因になっているとも言及されます。何処に課題や問題が潜んでいるのでしょうか?

 今回の人事制度研究会では、「軸思考」、「拓く場」という言葉を手がかりに、日本人の「勤勉」意識について皆さんと意見交換をしたいと思います。

『日本的「勤勉」のワナ ~まじめに働いてもなぜ報われないのか~』柴田 昌治 著

https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%9A%84%E3%80%8C%E5%8B%A4%E5%8B%89%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%8A-%E3%81%BE%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB%E5%83%8D%E3%81%84%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%A0%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9F%B4%E7%94%B0%E6%98%8C%E6%B2%BB/dp/4022951737

進め方:

参加を希望される方は、『日本的「勤勉」のワナ ~まじめに働いてもなぜ報われないのか~』柴田 昌治 著をお読み(可能な範囲で)の上ご参加ください。

①主催者である岡田英之より、意見交換のネタ提供として、書籍内容のポイントを20分程度で説明します。

②参加者のみなさんにご準備頂いた(ご持参いただいた)考え方、意見や思いを順番にご紹介頂き、意見交換(ディスカッション)していきます。

■定 員:今回の研究会は意見交換(ディスカッション)による発散がメインとなります。当日参加の皆さまにできるだけお話頂く時間を確保するため最大20名とさせて頂きます。

■参加費用:無料

*参加希望の方は、11/23(水)までにFacebook参加フラグか下記URLより申込みお願い致します。

http://www.jshrm.org/jisyuken/gaiyou/jinji

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