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仕事以外で言葉をつむぐ。2017

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2017年のテキストノートです。随時更新中。仕事でスリムな文を書いているので、ここではなるべく「無駄」の多い文を書きます。
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どの位置からライターになるか

どの位置からライターになるか

Yuhei Suzukiさんの記事を読んだ。自身が書き手でありつつ編集の仕事もされている。いろんなライター志望者と出会った中で印象的な出来事が綴られている。

一口に「ライター」といっても立場はさまざまで、仕事に至るまでのルートもバラバラだ。私は私が経験したルートしかわかっていなかったので、書かれていた状況はとても新鮮に思えた。

「ライター」の仕事って、自己表現の場じゃなくって、第一に「読者に届

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「締切過ぎちゃった」といえる感覚がまったくわからない

「締切過ぎちゃった」といえる感覚がまったくわからない

正直にいって「締切過ぎちゃった」と悪びれずに言えたり書けたりする人の感覚はまったくわからない。「それくらい当たり前だろう」だと思う人は、たぶんこの下の文章を読んでも意味がわからないと思う。

それでも書きたくてこの文章を書いている。

私が初めて仕事の締切に向き合ったのは広告営業職のときだった。日刊紙を出す会社で、紙面の上半分は記者が書いた記事が載り、下半分には営業が取った広告が載る。記事にも広告

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