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とあるCSの転職活動記。

みなさん、初めまして! 

2018年10月中頃から12月中頃まで、転職活動を通して感じたものを赤裸々に書こうと思います。

Twitterで転職活動の終了の報告をしたのですが、直接お会いしたときに「どこにしたのですか?」「どんな感じだったのですか?」と聞かれることが多かったので、「noteを見てください!」といえばわかるように書いてみました!

ちなみに、岡上のTwitterは下記↓


◆簡単に自己紹介

氏名:岡上浩基
年齢:24歳(社会人歴4年目)
経歴:2年生の専門学校を卒業→歯医者専門の予約サイトのカスタマーサポート(2年半)→ベンチャーのB2B SaaSのカスタマーサクセス(1年)→転職


そして、自分の転職活動は終わってません。

・・・ えっ(゚○゚)!??

となられた方、最後まで読んで確認してみてほしいです!

なので、多分このnoteはこんな人に見ていただけると嬉しいです!

・若手で転職活動をされている方
・若手で転職したいな~と思っているけど迷っている方
・ベンチャー企業やIT企業に勤めている、ビジネス職の方


◆なぜ1年で転職を決意したのか?

まず、自分が転職しようと思った経緯は、綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、「自分の市場価値をもっと高めるため」です。

実際、世間一般的に転職される理由は、ネガティブなものが多いと思います。「上司との人間関係が良くない」「めっちゃ残業が多い」「正当に評価されない」などなど。そして、それを隠しながら転職活動すると思います。自分にもそれがなかったかと聞かれると、ありました。しかし、それ以上に前職と前々職から成長欲が強かったので、今回は1年という短い在籍期間ではありましたが、転職を決意しました。

そして、行動しました。

◆まず、転職活動を行う時にしたこと
・頼りになる人に相談する
・会社に転職する意思を伝える
(一般的な順序としては意思決定してから伝えることをオススメ)
・自己分析をする
・転職先を探す
・面接を受ける
・意思決定をする

シンプルに書くとこんな感じで、特に変わったことはしてません。

ただ、転職活動をする時、自己分析誰かに相談することは本当に必要だと感じました。「なぜ転職をするのか?」「自分の価値観を形成している原体験はどんなものがあるのか?」「どんなキャリアを歩みたいのか」「今の自分には何が足りないのか」「企業に入ったらどんなスキルを活かせるのか?」「将来なりたい自分になるために、必要なコト・モノはなんなのか?」などなど…

あらためて、自分を振り返れ、新たな気付きがあり、将来について考える良い機会だったと思います。自分が今の環境や仕事に迷いが出た時は、まずは自己分析して、その上で誰かに相談してみて、解決策を見つけることがオススメ!そして、今の環境でそれが成し遂げれるのであれば、それがベストですが、迷うくらいなら軽く相談したほうがいいです。

相談に関しては、エージェントだと企業を勧められてしまうかと思います。そして、社内だと本音を言えないときもあるので、まずは社外でキャリアとして優秀な方や、頼りになる方、「そうだんドットミー」ようなサービスで相談してみましょう。自分の場合、CS(カスタマーサクセス)イベントで知り合った先輩方に相談させてもらいました。


◆転職活動を通して、見えてきた現実

そして、最初に自分が選考に選んだ企業は、サービス領域が、マーケティング、もしくは人事関連で、カスタマーサクセスとして力を入れている企業でした。(理由や詳細については長くなってしまうので、省きます)

そして、カスタマーサクセスは市場としても求められている職種なので、1ヶ月でなんとかなると考えていました。しかし、甘かったです。。。

なぜなら、自分が求めている企業と自分の市場価値があわず、転職したい企業とのマッチができていないかったからです。

基本的に企業とマッチするには…下記の3つが重要だと考えている。

スキルフィット(人間力や専門性)
カルチャーフィット(企業文化への適応性があるか)
ビジョンフィット(企業が目指す方向性と自身の志向性が合う)

もちろん、他にも原因はあったと思いますが、自分の経験不足、実績不足。そして突出してなにかしらのスキルが極められていなかったです。その企業に対して何かしら強い原体験から志望していなかったことも原因ではあると考えています。

本当に自惚れていました。

その上で、【カルチャーフィット】と【ビジョンフィット】はおおよそあっている企業は多かったと思いますが、【スキルフィット】の専門性という部分でなかなかマッチしていなかったかと思います。
ベンチャーだと企業によって、スキルフィットは気にしない企業も多いのですが、自分の選んでいた企業の場合、専門性や経験を問われていることが多かったです。

その頃から焦りを感じ始め、企業を絞るのはやめようと思い動きました。正直、この頃が一番苦しい時期でした。正直、軸だってぶれた日だってありました。カルチャーフィットしなさそうな企業も受けていました。

焦ってはいけないとわかっているものの、期限があるのに内定がないと、無職になるかもという、悪いの方向で考え、恐れてしまっていました。そして、数を受ければ受けるだけ落ちる数も多く、自分を否定されているようにも思えてきました。根本的に退職日を先に決めていなければ起きなかったことです。(これは本当に自業自得…)なので何があっても、退職日は転職先の企業が決まってから決めるべきです。。。


◆企業選びが変わったきっかけ

しかし、結果的に、集中的に動いてみてよかったと思っています。それは受けた企業の数だけ「自分がどういう企業から求められているのか」を知ることができ、「なぜその企業に入りたいと思えるのか」を本気で考えることができたからです。

そして、企業選びについて下記のように変化してきました。

最初:サービス領域がマーケティングや人事関連で、なおかつカスタマーサクセスに力を入れている企業として、ネームバリューがある企業でメンバーとしてジョインする

最終的:サービス領域がマーケティングや人事関連で、カスタマーサクセスチームを立ち上げする企業で、裁量権を持ってジョインする

自分が未経験の知識やスキルを身につけられ、経験を積むことも重要ですが、挑戦して実績を残すことが必要だということに気が付かされました。もちろん考えもなしに、挑戦するわけではなく、それなりの覚悟をもって入社することが大切です。

では、これまでの2社はどうだったかというと、正直甘い考えでいました。「ここで何が身につけられる」「入社後、自分のどんなところが活かせる」ということばかり気にしていました。

人や会社に頼るのではなく、自分がチームの裁量権をもって、事業の成長に貢献するべきなのではないかと思いました。そうしなければ、いつまで経っても変わらないままだと思いました。

もちろん、自分だけが思っていたのではなく、受けた企業でそれを求められることが多かったので、CSチームの立ち上げフェーズの企業に変わっていきました。

その上で「このサービスが好きだから」「この人達と働きたい」「自分の価値観と企業がマッチしている」など色々と考慮した上で、最終的な意思決定をしました。


◆結局、どこに決めたん??

今働いているところは、副業したい人と企業をつなげるサービス、「シューマツワーカーで企業側のCSを立ち上げをしています。

代表とお会いしたのはこれまで1度だけで、6月末だけです。仕事の話を一切せず、ただ朝まお酒を楽しんで飲んだだけです。正直、自分でもこの選択は考えていなかったです。

きっかけは…たまたまお付き合いのあるシューマツワーカーの社員と飲んだときに、次のところで働く1月まで、12月をどうしようかと相談したところ「うちでCS募集しているから、少しだけでも手伝ってくれない」と言われ、後日、代表と話をしてきました。

「なんで会社やめるの?」「どういう企業見てるの?」とありきたりな話から始まり…

岡「立ち上げの企業のフェーズを基準に見ています」
松「そうなんだ。うちも立ち上げだよ。他の企業よりもカオスだと思うよ。課題だらけでヤバイんだよ」
岡「・・・(笑)」
松「この状態を改善するために、CSの立ち上げをしてほしい」

岡(ん?これ数日で終わる話じゃないぞ…)
岡「あのー…これって数日間のアルバイトの話ですよね?」
松「できれば、うちに就職して、働いてほしい(笑)」
岡「・・・(笑)」

松「課題だらけで、伸び代しかないよ
岡「・・・(笑)」

岡「一応、内定をいただいているところで決めようとしているので…」
松「うちのほうがいいよ!」
松「たぶん・・・」
岡「・・・(笑)」

だいたいこんな感じでした。
そして、その場では12月末までアルバイトで着地しました。

「さて、だいたい決まったな」と思っていましたが、実は自分の中でどうしても、腑に落ちていないことがありました。それはまだ選考に進みたい企業があったことです。そして、その企業の募集の再開は半年後などになるとのことでした。募集を再開したからといって、必要な人材のスキルセットやタイプは変わっていないとは限らないし、フェーズも一緒のままではないと思います。そして、もちろん内定先へのの返答期限も迫っている状況でした。

そんな中で、悩みに悩み抜いて、シューマツワーカーで業務委託の道を選択しました。


◆転職のゴールとは?

冒頭で「自分の転職活動は終わっていない」という疑問の答えは、半年〜1年後に別のHRtechの企業を受けるために、もう一度「転職活動」を行うと決めたからです。

ここでの疑問点としては、覚悟をもって入ると決めたのに「事業の成長が半年〜1年後で可能なのか?」ということだと思います。それは今回は自分とは別で、もう一人同時期にCSとして入る人間がいるからです。もう一人はCS未経験だったので、CSのノウハウを提供していきながら、自立していただけるように裁量権を渡していき、今後の方向性を1人で決めれるようになるのは半年〜1年だろうと想定していました。なので、半年〜1年と決めてシューマツワーカーで従事することにしました。


ただ、普通の転職でも転職先を決めて終わりというわけではないと思っています。転職はあくまで中間地点だと考えていて、入社したときの目的が成し遂げれると確信できるかが重要だと思っています。成し遂げれてはじめて転職の終わりと言うべきなのかと考えています。


ちなみに、業務委託だからといって週5のフルコミで、なんら社員とは変わらないです。そして事業を成長させる覚悟を持って選択した道です。

半年〜1年後にその企業を受け、入社する可能性があるのであれば、正社員というのは個人的に納得がいかなかったので、シューマツワーカーで業務委託にしました。

まだ、働いて1週間足らずですが、本当にカオスな状態です。ただ、メンバー全員がサービスを良くしたいという想いで働けており、改善するべきところが見えているので、伸び代しかないと思えています。


正直、いまはシューマツワーカーのお客様が成功することを最優先で考え続けていて、先のことは考えていません。

今、やりたいことも結構あって…
シューマツワーカーならではのCSを考えたい。データの整備をしたい。CSとしてやらないことを決めたい。サクセスマップを作成したい。セールスやコンシェルジュとのつなぎこみを濃くしたい。ヘルススコアを作りたい。などなど

キャッチアップしたいことに関しても…
社内の情報。各部署の現在の施策。顧客のこれまでの情報。副業に関する知識。人事に関する知識。エンジニアの業務や知識。などなど

ただ、半年程度でどれだけ基盤を整えれるのかを意識すると、とてもじゃないのですが、時間が足りません。しかし今はやることが多く、毎日が充実しています。

最後に

お名前は割愛させていただきますが、色々とご相談に乗っていただきました方々、本当にありがとうございました。ご相談させていただくことで色々と学ばせていただくことがありました。

また、選考に進ませていただいた企業様には、自分に足りていないものを多く気が付かせてくれ、自分のスキルについても真剣に考えれる機会をいただきました。

この場で申し訳ないのですが、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。

若輩者の初noteの投稿でしたが、ここまでお読みになっていただきありがとうございました!今後はカオスな状況からどんな道のりでCSを立ち上げていったのか、書いていければいいなと思っています。

2018年も終わりますが、2019年も引き続きよろしくお願いいたします!

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