見出し画像

【読書感想】女とフィクション

女とフィクション 山田登世子 藤原書店

なんでもかんでも読んだことがある人が楽しめる本かなあと思う。というか自分がフランス文学ってあんまり読んでこなかったんだなあと思った。色んな作品について、特にそのなかの女の描かれ方について述べているので前半はあまり知らない作品とかでうーん?となった。あとはこの本の作者がそういう書かれ方について肯定的なのか否定的なのかなんなのかがもやっとしていてうーんとなっていたんだけど、途中からマリー・アントワネットだったかな?の話が出てきたりとかして自分が多少なりとも知っていることがあるところからは面白くなってきたかなという感じ。『失われた時を求めて』とかを読みたくなる本。もっと色々読んでからよんだらまたちがう感想を抱きそう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?