告白すると、二十年近く自分になにが似合うかわかっていませんでした。
二十年間、「とりあえず、安くてそれっぽい服を…」「髪の毛は見苦しくない程度に…」とか考えてちまちま生きていたのです。

…が、この数年でいろいろあって、久しぶりに会った両親が認識してくれない程度にイメチェンしました。

理由は色々あるのですが、「①顔タイプ診断した　②骨格診断した　③美容師さんを固定した」この三つが大きいのではないかと思います。

顔タイプ診断した

ある日、同僚のギャルに言われました。「ねえ、沖ちゃんさぁ。自覚ないかもだけど、無地似合わないよ」。そこでおすすめされたのが「顔タイプ診断」でした。
大昔にTwitterで流行った時にカラー診断は受けていて、イエベ春というのはわかっていたのですが、ギャル曰くカラー診断だけでなく顔タイプ診断もマストとのこと。

ちょうどコロナ禍の時期で出かけられない時期だったので、ココナラで顔タイプ診断を受けました。自分の写真を送るだけなのでかなり楽でした。
診断の結果、私はアクティブキュートだと判明。

無地似合わないって言ってたギャル、大正解です。教えてくれてありがとう…！
「柄モノが似合う」というアドバイスを受け、「そんなはずはないだろ」と思いつつも、服屋で試しに思いっきり派手な柄物を着たところ、妙にしっくりきました。ただし、色々さらに研究を進めていくと、私は花柄やキャラクターの柄なんかは得意ではなくて、アルファベット柄、蛇柄、ヒョウ柄、ペイズリー柄…等々、ちょっと変わった感じの柄が得意でした。古着屋にありそうなトンチキ柄ありますよね。そういう服が似合うという….!
もちろん、それまでの自分じゃ絶対選ばない柄です。

この結果を受け、少しずつこれまで着ていたしっくりこない無地の服たちを捨て、自分に似合う柄物に揃えていきましたが、トンチキな服を着ている時はとにかく服を褒められるようになりました。（そして、副作用として服が派手になったので変な人に絡まれなくなりました！）

恐らくいろいろな服にチャレンジすればおのずとわかっていたかもしれませんが、私は面倒くさがりなのでこういう診断をしないと一生気付かなかったと思います。
「自分の顔に似合う服を探す手間がめんどい」って方には顔タイプ診断で自分の似合うの方向性だけでも知るのがオススメです。

骨格診断を受けた

せっかくの機会だし、ということで顔タイプ診断と一緒に「骨格タイプ診断」も頼みましたが、こちらも有用でした。

診断の結果、私は典型的な骨格ストレートとのこと。

いろいろ書いてありますが、簡単に言うとふんわりとした格好をすると太って見えるタイプです。
それまではふんわりシルエットが好きだったのですが、それだと太って見えるという診断でしたので、今はすっきりとしたデザインの服を選ぶことが多くなりました。そして、めっちゃ太ったのに「痩せた？」と聞かれることが増えました。
骨格診断を受ける前は、わざわざ小太りに見えるファッションをしてきたわけです…。自分に似合うシルエットを選ぶのがいかに大事か実感しました。

また、服を買う時にふんわりシルエットは似合わないと念頭に置くだけでだいぶ無駄な買い物が減ったので、こちらも良かったです。手癖でふんわりとしたワンピースを選びがちなので…。

行きつけの美容室を見つけた。

数年前までは特にこだわりなくホットペッパーですぐに切ってもらえる美容室を選んで行ってましたが、今は行きつけの美容室で切ってもらうようにしています。
同じ美容師さんを指定し続けると、髪の癖を把握してもらった上でいろいろな提案をしてくれるようになり、一番似合う髪型を一緒に探してもらえるのですごく楽になりました。数年にわたる試行錯誤の末、ベリーショートに落ち着きました。自分では絶対ベリーショートにしたいと思うことはなかったと思うので、提案してくださった美容師さんには感謝しかありません。

「初めての美容師さんに切ってもらった妙にしっくりこない髪型で一カ月過ごす」みたいなこともなくなりました。

そんなこんなで……

プロの力を借りまくったのが功を奏し、三十代になってがっつりイメチェンに成功しました！

この歳になると、もう見た目とかどうでもいい～と自分を蔑ろにしたくなる気持ちもむくむくと湧いてくるのですが、やっぱりいくつになっても似合う服を着て似合う髪型をしていると楽しいです！

これからも、色々な方々のお知恵を借りて自分の「似合う」を探しつつ、無理のない範囲で楽しんでいけたらなと思っています。

おしまい

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