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リトリートの心得:陰を認め、陽へと開く

光があるところには影があるように、すべては陰陽和合で成り立っている。私たちはそんな世界に生きている。

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明日から尾道の地で「QUANTAリトリート」が始まります。2021年冬に始まった国内各地でのリトリートプログラムも今回で8回目。約2年経った今、感じていることは参加してくださる方々の輪が回を増すごとにどんどん広がっているということ。QUANTA界隈のことを遠巻きに気にしてくださっていた方々がいよいよ行動に変化を取り入れ始めたり、もしくは社会でキャリアを築いていた方々が最近になってご自身の「心とマインド、潜在意識、そして魂」との向き合いを本格的に始めている、もしくは興味をもち始めた、という方々も増えているということです。時代の流れにのり、きっとこういった動きは世界各地で起こっている現象のひとつだとも感じています。日本だけではなく、いろんな国で沸き起こっているなぁと。

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そんなタイミングだからこそ、改めて大事だなぁということを書き留めてみようかと思いました。それは「自分自身に素直になる」ということです。

社会軸で生きることが前提になりすぎていると、あらゆる環境に自分を合わせるということが自然とできてしまい、その器用さゆえに、自分自身の本心が見えなくなってしまうことがあります。大人になればなるほど特にネガティブな感情ほどどうにか消化できる方法を身につけたり、ときに荒ぶる感情を押し殺し、今まで生きてきたかもしれません。けれど、自分のことを誰よりもケアしてあげられるのはやっぱり自分なのです。

「リトリートという非日常に身を置き、自身との向き合いを深め、自分自身と仲良くなることに決めた」。理由はなんであれ、そんなひと時を自分に用意するなんて既に最高です。豊かになる覚悟を決めた大きな一歩。まずはそんな自分を褒めてあげてください。そして、そんなせっかくの機会なのだから、自分自身には何もごまかさず、素直になって接してあげてください。日々の生活のなかで自分は本当はどう感じているのか。どんなことにイライラするのか、どんなことに悲しいと感じるのか。我慢していること、後悔の念、責める気持ち、悔しさ、嫉妬や妬み、優越感、敗北感、みじめさや無気力など・・・さまざまな負の感情を感じた自分がいたなら、そんな自分を優しく拾い上げてみてください。

私たちは感情というものを味わうために今世、地球という場を選びました。今までに感じてきた負の感情は、私たちが本来の光を取り戻すために、その輝きを味わうために大きな指針として導いてくれます。

リトリートという場は、仕事や会社、もしくは家族や友人たちと接する場面とは対話の質がまったく異なります。誰かに説明する必要はありません。誰かを説得する必要もありません。器用に立ち回る必要もありません。私たちはただあなたのプロセスを見守ります。プロセスが安心安全に、そして最高最善に進むことを見守り続けます。あらゆる負の感情を表現したとしても、それをジャッジする人は誰一人としていません。あらゆる感覚・感情を認めることができたことを祝福し、勇気ある一歩を踏み出したことの証人となります。それぞれの魂が輝く、その瞬間を心から祈り、ただ応援します。

魂から湧き出る輝きに出会えたとき、私たちは負の感情を感じたさまざまな出来事の解釈をアップデートさせ、そして光と闇の意味を改めて知るのだと感じています。リトリートではみなさんがご自身でメタ認知をするためのサポートとして私たちは伴走していきます。人生の舵を切るのは、あくまでも参加者のみなさんです。本来の願望も含め、自分の本当の気持ちに素直になり、あなたが主人公である人生を、あなた自身で取り戻してみませんか。




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